この時期に起こりがちな問題|小学6年生の子の心の疲れをどうケアするか

小学6年生のみなさんは、新学期になっていろいろな心の変化があったことと思います。

学校内の縦割り班のリーダーになったり、最高学年としての振る舞いについて先生から指導される場面があったり。責任感をより感じる時期ではないかと思います。

 

ただ、新年度はどの学年も共通して新しいクラスや先生になったり授業時間の変化などで心が疲れてしまう時期です。

この時期に、小学6年生の子の心のケアをどうしていけば良いのかを、今いちど確認しましょう。

意識して子どもと話す時間をつくる

新年度のこの時期は、いつもに増して子どもと話す時間を意識してつくるようにしましょう。

「子どもと話す」とはいえ、親御さんにはぜひ聞き上手になっていただきたいです。

 

聞かないと自分からは学校生活のことを話してくれない子もいます。

そのような子でも、何気ない会話から子どもの不安や心の疲れなどを聞き出せるような工夫ができると良いかと思います。

学校のことを考えず楽しめる予定を考える

子どもの心の疲れの原因、不安な気持ちやモヤモヤなどを聞いたら「早く改善するように」と働きかけたくなる気持ちも分かります。

ただ、今は子どもにとってリフレッシュの時間を作ってあげていただきたいです。

 

学校のことを考えずに、家族で楽しめるようなお出かけができると良いですね。

場所によっては難しいリクエストもありますが、行きたい場所を子どもに聞いてみるのもアリです。

無理をしなくて良いと伝える

いろいろな変化と責任感で疲れてしまっている子どもの心のケアをする際には「無理をしなくて良い」というのを教えてほしいです。

真面目な子ほど無理をしがちですし、そういった子は今すぐでなくても潰れてしまいやすい傾向があります(結果、学校に行けない子も)。

 

子どもに伝えたいこと

  1. 自分のペースで良い
  2. 自分らしく学校生活を送れば良い
  3. 背負いすぎなくて良い
  4. 不安や心配ごとは誰かにするのが大事
  5. 家族はいつでもあなたの味方

 

何度かに分けて、これらのことを子どもに伝えられるようにしましょう。

元気がない・疲れている雰囲気になる子だけではなく、イライラや怒りといった形で心のSOSが表に現れる子もいます。

子どもがイライラしたり反発したりするとついつい叱ってしまいがちですが、親御さんは大きな心で子どもの不安やモヤモヤを受け止めてあげましょう。

 

今回の記事を参考に、子どもの様子を良く観察しながら、小学6年生のこの時期の疲れをケアしてあげてくださいね。

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