チェックリスト(Todoリスト)の項目ってどんな風に作れば良いの?

こんにちは、個人指導専門塾の田中です。

今回は、前回のテーマに引き続き「チェックリスト(Todoリスト)」についてお話します。

前回は、チェックリストとは?やチェックリストの書き方、注意点などをお伝えしましたが、

今回は、チェックリスト初心者の方の為に「チェックリストの項目の作り方」についてレクチャーしたいと思います。

まず、よくある失敗例をご紹介致します。

チェックリスト初心者の方は、「数学の課題残り10ページを終わらせる」など高すぎるレベルで項目を作り、結局チェックを一つもできずに終わる、ということになりがちです。

これでは、チェックリストが活用されなくなるどころか、「自分で決めたことなのにやりきることが出来なかった自分」に対して劣等感を感じることになります。

そして本当に、自分で決めたことをやりきることが出来ない人間になってしまいます。

これは、チェックリストの項目のレベルが高すぎることが原因です。

これでは本末転倒になってしまいます。

まずは「確実に出来るだろう」という項目のみでチェックリストを作成してみましょう。

 

行動をすぐに起こすことが出来るのが重要です。

なので、初めのうちは思いっきり行動レベルの低そうな勉強を考えてみましょう。

例えば
・勉強する科目の教科書を開く
・問題集の 1 問目を解く

などです。

「こんなに簡単なことをやっても何の意味もない」と思う方もいるかもしれません。

ですが、チェックリスト初心者の方が最初に経験するべきなのは「チェックリストに書いた項目全てにチェックを入れる」ということなのです。

まずは、書いたことをやり切る癖をつけていきましょう。

また、行動とは、勉強に限らずどんなものでもやり始めに一番エネルギーを必要とします。

本当は5問解くだけで終わろうと思っていたのに、一度始めてしまうと途中で止めるのも手間になってどんどん進んじゃった、ということは本当によくあることです。

皆さんもそのような経験はあるかと思います。

 

チェックリストの項目を作るにあたって、

「やるべきことを15 分ぐらいの分量になるまで細かく分け、具体性を持たせる」というのもおすすめです。

例えば、「数学の課題」や「英文法の暗記」ではなく、

「計算問題5問」「英語の課題p10」と具体的な項目に細かく分けるのです。

ただの「数学の課題」では、ゴールが遠すぎてやる気が起きません。

また、「英文法の暗記」のように終わりがわかりにくい勉強は、更にやる気なんて出ません。

具体的なチェック項目は、客観的に見ても出来たか出来ていないかが分かりやすいです。

それに、ひとつずつチェックしていくということは、その度に達成感を味わうことが出来ます。

ゲームをクリアしているような感覚です。

いずれ、チェックリストにチェックを打つために行動するようになります。

チェックリストを上手に活用して、やるべきだったことが何も片付けられずに終わる休みの日を抜け出しましょう。

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