中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の田中です。
もうすぐ冬休みが始まりますね。
授業がストップし、まとまった時間が取れるため、計画的に学習できるチャンスです。
しかし、冬休みの期間は、ほとんどの地域では大体2週間程の長さです。
なんとなく「勉強しよう!」と思っているだけでは、何もできないうちに冬休みは終わってしまいます。
なので、必ず冬休みが始まる前に学習計画を立てましょう。
学習計画を立てるためには、「これができるようになりたい」という目標が必要です。その目標を達成するための行動を書き出し、計画にしていくという流れです。
まずは自分の苦手な単元を確認します。
ある程度挙げていったら、その目標達成のために出来る行動を書き出します。
目標は、約5日で達成できるような目標にしましょう。
「数学のワークの関数問題のまとめページを自力で解けるようにする」「英単語を 50語覚える」など具体的で分かりやすい目標が良いです。
目標がいくつか出来たら、そのためにやるべき行動を考えていきます。
例えば、「ワークの克服したい単元の問題が載っている5ページを復習する」などです。
また、同じ範囲の勉強を 3 日続けて 3 回くり返すと、定着が深まると言われています。あれこれやると収拾がつかなくなるので、優先順位の高いものからやっていきましょう。
次に、カレンダーに決まっている冬休みの予定(旅行、部活)を書き入れましょう。
この冬休み、どのくらい勉強に時間を充てることができるのかを把握するためです。
勉強できる時間がどのくらいあるのか分かったら、先ほど書き出した行動にそれぞれ期限を決めていきましょう。
優先順位の高いものから、期限を早く設定していきます。
あっという間に過ぎてしまう冬休み。
- 苦手単元の把握
- やるべき行動の把握
- 冬休みの予定の確認
- やるべき行動に期限を設けて学習計画を立てる
これらが、冬休み前にやっておくべきことです。
次回は、学年別で具体的にどんな勉強をすれば良いのか、ご紹介します。