中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の田中です。
突然ですが保護者の皆さん、お子さんのノートを見たことはありますか?
「見づらい」「本当に理解できているのかしら」「字が汚い…」と思われたことのある方もいるかと思います。
そんなお子さんにおすすめするのは、方眼ノートです。
「えっ今さら方眼ノート?」と思う方もいらっしゃると思いますが、
最近は、大人でもノートの見やすさや便利さを求めて、方眼ノートを使う人もいるのです。
今回はそんな方眼ノートの書き方について知っていきましょう。
ノートを書くのが苦手なお子さんには「ノートを書く時のルール」を設けるのが効果的です。
例えば、算数のノートは、見やすく書くことが最大のポイントです。
なので「その通りにすれば見やすく書くことの出来るルール」を知る必要があります。
算数が嫌いな人は文字や数字を雑に書くという傾向にあります。
そうすると、
雑に書いたせいで計算ミスなどのケアレスミスをする
→点数を落とす
→嫌いになる
といった負のスパイラルにはまってしまいます。
そこでまずは以下の3つを意識させるようにしましょう。
①1マスにつき1文字
方眼ノートは1マス毎に区切りがあります。1マスに1文字、としましょう。
計算時に位がずれにくくなり、計算ミスが減ります。
②途中式がある場合は縦につなげていく
等号の位置を同じ縦のマスにつなげ、揃えて書きましょう。
→計算ミスした時に振り返りしやすいようにし、思考の整理をする。
➂1行または2行、問題と問題の間をあける
慣れない間は問題を連続して解く場合、となりに次の問題を書こうとせず、縦のみ意識するようにしましょう。
余裕が出てきたら、横に書いても良いですが、その時も前の問題から2~3マスあけて書くようにしましょう。
どこからどこまでが1問なのかを見やすくし、〇付けや見直しをしやすいように。
よくノートをぎゅうぎゅうに詰めて書いている子がいますが、それはNGです。
ノートは広く使いましょう。分数であれば上下2マス使うなどしましょう。
他人でも見やすく、余白があるノート作りが大事になります。
方眼ノートは、マス目がついていて行間や字幅がとりやすく、ケアレスミスを起こしにくくすることができます。
また、手書きでも表や図が書けるのでノートを整理しやすくすることが出来ます。
それまで、ケアレスミスなどで点数が伸び悩んでいた子が、
方眼ノートを使うようになり算数の点数を取れるようになった例もあります。
ぜひ方眼ノートを使った勉強を取り入れて、綺麗に書けるという成功体験を積ませてあげてください。