中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の服部です。
今日から、6月になりましたね。これからどんどん暑くなりますね!
小学生は、運動会が終わった所もあるのではないでしょうか?
中学生は、2期制であればそろそろテスト。
3期制であれば、「中間テスト」が終わり、もう直ぐに「期末テスト」ですね。
テストで惨敗してしまったお子さんをお持ちのお母さんもいるのでは無いでしょうか?
今日は、保護者の方とお話をしていて気になった事を伝えたいと思います。
多くの保護者の方との話で、よく出るキーワードが2つあります。
それは、「基礎」と「継続」です。
この2つについて、自分なりに1つの結論を出してみました。
まず、「基礎」について
みなさんは家庭学習は何をやっていますか?
予習?復習?前学年?現学年?次学年?
たぶん、ほとんどのご家庭が「現学年」の勉強を行っているのではないでしょうか?
基礎力をつけるには、前学年や、今まで学習した内容の復習を行なうと良いです。
分からないまま次々と進んでしまうと、結果的に「基礎」が疎かになってしまい
全てが中途半端になってしまうのです。
次に、「継続」です。
人が継続できないのには理由があります。
それを継続するためには、
例えば、
勉強する『時間を決めてあげること』です。
決して、「1時間勉強する」ではなく「○時~○時の1時間勉強する」と
明確に決めると良いでしょう。
また、継続させるにはやる内容の『ハードルを少しさげてあげる方法』もあります。
例えば、
百マス計算5枚とかでもいいので、お子さんがやりやすい、取りかかりやすい内容にしてあげるもの方法です。
まずは、「机に向かって勉強をする」という行動に焦点を当ててあげて下さい。
中学生なら、「教科書まとめ」や「わからない単語を20個書き出す」なども良いでしょう。
ポイントは、『簡単な事から徐々にやらせてあげる』という事です。
「もう○年生なんだから、自分で考えなさい。」や「勉強しなさい」という声かけでは
お子さんはできません。
決して考えてないのではなく、やり方を知らないのです。
それは、誰も教えてくれなかっただけなのでその子のせいではありません。
その行動ができるようにするための「コツ」や「ポイント」を押さえて教えてあげれば、
誰でも「基礎力」と「継続力」はついていきます。