「最近なんとなく集中できていない」は、5月によくある状態です

5月も終わりに近づいてきました。

この時期、保護者の方からよく聞く言葉があります。

  • 「最近、なんとなく集中力が続いていない気がします」
  • 「机には向かっているけれど、ぼーっとしていることが多いです」
  • 「4月よりやる気が落ちているように見えます」

新学期が始まった頃は頑張れていたのに、最近少しペースが崩れているように見える。そんな様子に、不安を感じることもあるかもしれません。

ただ、実は5月後半というのは、子どもたちの集中力が落ちやすい時期でもあります。

これは特別なことではなく、多くの子どもに見られる変化の一つです。

「慣れてきた頃」に疲れが出ることがあります

4月は、新しい環境の中で緊張感があります。

新しいクラス、新しい先生、新しい生活。子どもたちは気を張りながら毎日を過ごしています。

ところが、5月になると少しずつ環境に慣れてきます。すると今度は、張っていた気がゆるみ、疲れが表に出やすくなります。

これは「頑張っていない」というより、ここまで頑張ってきた反動とも言える状態です。

そのため、

  • ぼーっとしている
  • ダラダラして見える
  • 集中が続かない

といった様子が増えることがあります。

「集中し続ける」は、大人でも難しいことです

保護者の方から見ると、「もっと集中してほしい」と思うこともあると思います。

しかし実際には、長時間集中し続けることは、大人でも簡単ではありません。

特にテスト前になると、「やらなければいけないこと」が増え、気持ちが追いつかなくなることもあります。

そんな時は、「長時間頑張らせる」よりも、短い時間でも区切って取り組める状態を作るほうが、現実的で続きやすいことがあります。

「やる気がない」と決めつけなくて大丈夫です

5月後半は、見た目には“やる気がなさそう”に見えることがあります。

ただ、多くの場合、子どもたち自身も、「やらなきゃとは思っている」状態です。

そこで強く叱りすぎると、「できていない自分」ばかりが気になってしまい、さらに動きづらくなることもあります。

まずは、

  • 生活リズムが大きく崩れていないか
  • 学校には通えているか
  • 少しでも机に向かえているか

こうした基本的な部分を見ていただければ十分です。

5月後半は、頑張り続けてきた疲れが出やすい時期です。集

注意力が不安定になるのも、決して珍しいことではありません。

大切なのは、「完璧にできているか」ではなく、また少しずつ戻っていけるかどうかです。

焦らず、長い目で見守っていただければと思います。

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