「とりあえず個別」は正解?個別指導を選ぶ前に知っておきたいこと

塾選びを考え始めたとき、「個別指導の方が安心そう」「少人数の方がうちの子に合いそう」と感じる保護者の方は多いのではないでしょうか。

確かに個別指導には多くのメリットがありますが、すべてのお子さまに万能というわけではありません。大切なのは、「個別か集団か」ではなく、「お子さまに合っているかどうか」を見極めることです。

個別指導が力を発揮しやすい子の特徴

個別指導が特に効果を発揮しやすいのは、「分からないところを分からないままにしてしまう子」です。

集団授業では質問のタイミングを逃してしまったり、理解が追いつかないまま授業が進んでしまったりすることがあります。

個別指導では、その場で理解度を確認しながら進められるため、つまずきを放置しにくくなります。

また、学習ペースにばらつきがある子や、教科ごとに得意・不得意がはっきりしている子にも、柔軟に対応できるのが個別指導の強みです。

一方で、個別指導が合いにくいケースもある

一方で、個別指導が必ずしも合わないケースもあります。

例えば、競争環境の中で刺激を受けた方がやる気が出る子や、周囲と同じペースで進む方が安心する子にとっては、集団授業の方が合うこともあります。

個別指導は「見てもらえる」反面、受け身の姿勢になってしまうと成果が出にくいこともあります。

自分から取り組む姿勢が育っていない場合は、指導方法や声かけが重要になります。

塾選びで迷ったときの、ひとつの考え方

塾を選ぶ際、保護者の方が意識していただきたいのは、「今の成績」だけで判断しないことです。

お子さまがどこでつまずいているのか、家でどのように勉強しているのか、どんな場面でやる気が出るのか。こうした日常の様子を整理すると、向いている指導形態が見えてきます。

個別指導は、合えば大きな力になります。だからこそ、「なぜ個別を選ぶのか」を一度立ち止まって考えることが、後悔しない塾選びにつながります。

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