中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
いよいよ夏休みスタートですね。
コロナの5類移行から初めての長期休暇。専門家は「第9波に入った」との認識を示していますが、感染対策を行いつつ、子どもたちにはたくさんの思い出作りをしてほしいと思います。
しかし「長期休みになると子どもがずっとゲームをしている」「長時間のスマホ利用が子どもに悪影響なのではないか」といった親御さんの声も。
今回は、子どもの長時間ゲーム・長時間スマホを防ぐために、今のうちにやるべき対策を紹介していきます。
長時間のゲームやスマホが子どもにとって良くない理由
長時間のゲーム・スマホは、子どもにとって良くない影響を与えます。
- 勉強する時間が減る
- 目の疲労につながる(視力低下も)
- 動かないことで体力が低下する
- 生活リズムがくずれる
- ゲーム依存・スマホ依存になる可能性も
ざっと挙げただけでも、これくらいのデメリットがあります。
生活リズムがくずれてしまったり、ゲーム依存・スマホ依存が進んでしまったりすると、2学期が始まったときに不登校につながる危険性も。
長時間のゲーム・スマホを防ぐための対策
子どもの長時間ゲーム・スマホを防ぐために、長期休暇の初めのうちに「ルール」を決めておきましょう。
ルール作りのポイントは3つ。
- 時間を決める
- 場所を決める
- 子どもと話し合って決める
【時間】は「〇時~〇時まで」でもいいですし「〇時間」でも良いかと思います。
大事なのは、だらだら使わずメリハリを付けることです。
【場所】は、リビングなどのできるだけ親御さんの目の届くところが理想です。
自室に持ち込んだりすると、決めた時間以上に利用してしまう可能性もありますので、親御さんが管理できる場所に決めるのがおすすめです。
【子どもと話し合って決める】というのは、親が一方的に決めるのではなく、あくまでも子どもと話し合って決めることです。
結果的に内容は親が決めたとしても、話し合うことで“自分も一緒に決めた”という認識になり、ルールを守ろうという気持ちになります。
さらに、インターネットが関わってくるかと思いますので「人が不快になる言葉を使わない」「個人情報をアップしない」などのネットリテラシーも今一度、確認してほしいと思います。
しっかりとルールを決めて「いつまでゲームしてるの」「もうスマホはやめて勉強しなさい」と親が言わなくても良いような過ごし方をしていきたいですね。