中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
小学6年生のみなさんは、来年の春から中学生になりますね。
半年後から新しい生活が始まりますが、中学生になるまえに習慣にしておきたいことがあります。
そこで今回は、小学6年生に向けて、中学生になる前に習慣にしておくべきことと行動を習慣化する方法についてお話していきますね。
中学生になるまでに習慣にしておくべきこと 1.勉強の習慣化
中学生になると、勉強の情報量がぐんと増えます。
小学生で学習するよりも内容が濃く、より難しい内容に。
そのため「小学生のときは頭が良かったのに、中学生になったら成績が落ちてしまった」なんていうことも珍しくありません。
そこで重要になるのが、勉強の習慣化です。
小学校で出される宿題の他に、毎日10分でも20分でもいいので自主学習をしましょう。
毎日勉強することがお子様にとって当たり前になると、中学生の難しい勉強にも対応していけるようになります。
中学生になるまでに習慣にしておくべきこと 2.親子のコミュニケーション
部活が始まり、とても忙しくなる中学生。
今まで「いろいろ教えてくれるお兄さんお姉さん」だった上級生が「自分たちを指導する先輩」へと変わります。上下関係も厳しくなりますよね。
また、友達との関係性も変わり、人間関係も多様化してきます。
さらに、授業ごとに先生が変わることもあり、学校の先生との距離が遠くなるという特徴もあります。
勉強・部活・人間関係…さまざまなストレスにさらされる中学校生活。
メンタル的な面で、一番の理解者・協力者でいて欲しいのは保護者の方です。
とはいえ、思春期・反抗期ということもあり、反発してしまうこともありますが「親は自分の一番の理解者である」ということは、やっぱりお子様の心の支えになります。
中学生になると、親には話しにくいことも出てくるかと思います。
また、忙しくなり親子のコミュニケーションも減ってしまいがちですが、気軽に相談できる環境を整えておくことは大切です。
そこで、1日5分でも「今日一番楽しかったこと」「今日一番びっくりしたこと」など、親子で話す習慣ができるといいですね。
毎日親と話す習慣は、潜在的に「親は自分を認めてくれる」「親は自分を理解してくれる味方」という認識につながります。
そうすることで、中学生になり悩んだとき親に相談しやすくなるのはもちろん、親御さんから見ても少しの変化に気づきやすくなります。
行動を習慣化する方法
学習の習慣化は、チェックシートを使用しましょう。
- 日にち
- 時間(10分・20分などの宿題以外の勉強をする時間)
- チェック欄
チェックシートには、上記の項目をつくります。
目標・行動するべきことを“見える化”、お子様が達成感を感じられるようになります。
また、勉強ができたら親御さんが褒めてあげることで、次への意欲が湧きます。
親子のコミュニケーションには、保護者様の努力が欠かせません。
仕事・家事・下の子のお世話など、お忙しい保護者様も少なくありませんが、毎日少しだけでも、お子様と話せる時間を取っていただければと思います。
小学生から中学生へ。お兄さん・お姉さんになる喜びと新しい生活や友達が増えることへの期待、まだ見ぬ世界への不安もあると思います。
お子様が笑顔で中学校生活が送れるように、これらのことを今のうちから習慣化できるといいですね。