行動科学で不安を和らげる!子どもが安心できる家庭のつくり方
こんにちは、個人指導専門塾の田中です。
新学期になってからもうすでに 2 ヶ月が経ち、中学 3 年生の残りの期間も少なくなってきました。
私立高校は 2 月から入試を始めるので、10 月下旬には入試4ヶ月前を迎える受験生もいることでしょう。
皆さん受験日から逆算して学習計画を立てられているでしょうか。
そして、その計画通り勉強出来ているでしょうか。
今回は、実際に私たち講師が、「受験生が学習を進めるにあたってどのようなことに気をつけているか」についてご紹介致します。
今の時期は、ほとんどの学校が中間テストを終え、期末試験の準備にとりかかっています。
10 月からの勉強に関しては、
期末試験に向けて勉強することも大事ですが、受験に向けて勉強していくことも大事です。
よく中 3 生から、「1 日何時間勉強したら良いですか?」
という質問があります。
しかし、「○時間勉強した」ということだけを目安にしていてはいけません。
それよりも秋からの受験勉強では、「計画通りに進んだかどうか」が重要です。
8 月の後半から、学校での実力テストなど高校入試に向けた試験が何度かあったでしょう。
それを活用し、自分の強み・苦手を分析していきます。
実力テストは、大問ごとに学習単元がはっきり分かれていることが多いです。
単元によって理解に差のある子は、大問ごとによって正解率にばらつきがあります。
もしくは、大体の問題に必要な技能(例えば、数学であれば計算、英語であれば主語と動詞の位置関係の理解、どういう時にどんな冠詞をつけることが適切なのかの理解、など)が苦手な子であれば、単元に拘らず、間違えた問題の傾向を探る必要があります。
子どもによって、正しく分析することが出来る子もいれば、出来ない子もいます。
とくに、間違いの多い子ほどこの分析は難しいです。
分析をしようとしても上手く出来ないようだったら、必ず私どもが一緒に考えます。
ご家庭でこれをやる場合、保護者の方が一緒に考えてあげるのが確実でしょう。
ですが、不安がある場合は学校の先生や塾の先生に頼るのも大いに良いことです。
この分析がどれだけ上手くいくかで、実際に計画を立てる時のやりやすさが変わってきます。
次回は、実際に私どもの教室の子が、計画を立ててから受験までどのように過ごすのかをご紹介します。