自分から勉強出来る子を育てるトレーニング方法②

こんにちは。個人指導専門塾の田中です。

前回の記事では、自分から宿題や家庭学習に取り組めないお子さんをお持ちの保護者の方々に向けて
「土台をつくろう」というお話をしました。

まだご覧になってない方は、こちらもぜひご覧ください。→「自分から勉強出来る子を育てるトレーニング方法①

今回は、どのように土台を作っていけば良いのか、具体的な方法をお伝えします。

①一緒に計画を立てる

子どもと一緒に宿題や家庭学習の計画を立てましょう。

「勉強の計画を立てること」についてはこちらも参考にしてください。
→「家でも出来る!テスト前、実際に塾でやっている対策【中学生】」「計画を立てて効率的な勉強をしよう!

誰かに決めてもらうより自ら考えた方が、子どももよりやる気が出るものです。

必ず子ども主体で、一緒に計画を立てましょう。

②環境を整える

子どもにとって勉強はハードルが高いものです。
そこで、ハードルが低いものからやらせてあげて、徐々にハードルを上げていきましょう。

ハードルが低い行動としては、
「机の周りを片付ける」「文房具を整理する」などがあります。

勉強の前準備だけであれば難しいことではないのでやりやすいですよね。

また、「簡単な計算問題をやる」など子ども自身が難しいと感じていないものをやる、というのもひとつの手です。
子どもがネガティブな気持ちになってしまう行動をとにかく排除して、出来ることからやってもらいましょう。

ハードルの低い行動から徐々にレベルをあげていき、
最終的には「今やるべき勉強にその子が抵抗なく取り組める状態」を目指します。

また、閉め切った部屋の方が勉強に集中できる子もいれば、雑音に囲まれていた方が集中できる子もいます。
子どもにあった学習環境を整えてあげましょう。

③つきっきりにならない声かけや対応

「また勉強やってないじゃない」「どうして出来ないの」など感情的な声かけは良くありません。
宿題をする時間になっても始めない時は、

「今何時かな」「次は何をする時?」と、優しく聞いてあげましょう。

自分からやらないことを責めるのではなく、
自ら立てたスケジュールを思い出させる感覚で声をかけてあげましょう。

また、隣につきっきりはNGです。

「ここ分からないから教えて。」と子どもが呼んだら手伝います。
他のことをしながら少し離れたところにいるぐらいの距離感がベスト。

手伝うときも、答えを言うのではなく、
「そこ、もう一度やり直してみるといいよ」「ここのところ説明してみて」
など、自ら答えに辿り着くことを助ける言葉がけを心がけましょう。

子供の自主性を高めるため、ぜひ土台づくりに徹してみてください。

やり方に迷うときは、遠慮なく私どもにもご相談くださいね。

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