自分から勉強出来る子を育てるトレーニング方法①

こんにちは。個人指導専門塾の田中です。

夏休みも残りあとわずかですね。

夏休みの課題や連休明けのテスト勉強に取り組むことが出来ているでしょうか。

特に夏休みの課題は、この時期になって終わっていないと保護者の方も焦ってしまいますよね。

そんな時、子どもの宿題を保護者の方が一緒になって解いてあげる、ということはよくあると思います。

今回のテーマは「保護者の方が宿題を手伝うこと」についてです。

社会学者キース・ロビンソン氏らによる興味深い報告があります。

「小学生時代に親がつきっきりで宿題を手伝うほど、年齢が上がるにつれ、子供の学業成績が低下した」

というものです。

これは、親に手伝ってもらうことに慣れてしまって自分での創意工夫の力が培われないためであると言われています。

では、親は子どもを放っておくしかないのでしょうか。

放ったらかしにして宿題に取り組んでくれるのなら良いのですが、

普段から、誰かに言われないと宿題をしない子はそのまましないで終わってしまいますよね。

結局、提出日直前に徹夜で取り組み、

宿題の内容が何も身についていないということになります。

 

手伝い過ぎもだめ、ほったらかしもだめ。

では、保護者の方は一体どんなサポートをすれば良いのでしょうか。

ポイントは「足場作り」をすることです。

例えば、子どもが手の届かないくらい高いところにケーキがのったお皿がおいてあるとします。

子どもはケーキが食べたいのですが、自分の力だけでは食べることが出来ません。

そんな時、子どもの代わりにお皿をとってあげるのではなく、

子ども自身で手が届くよう踏み台を用意してあげるのがこの考え方です。

宿題に関しても同じです。

子どもだけでは手の届かないところに手が届くよう、保護者の方は足場を用意してあげましょう。

では、どんな足場を用意してあげれば良いのでしょうか。

次回、この「足場作り」について詳しく説明していきたいと思います。

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