読み書き計算って大事なの?どんなトレーニングが必要?

こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。

いよいよ 11 月がスタートし、今年も残すところあと 2 か月です。

毎年、「今年やり残したことはないかな。」と言っているお子さんも多いですが、考えついたら行動までがセットです。その場ですぐできなくても、思いついたことをリスト化したり、計画に組み込んでいけると良いですね。

今回は「小学生の内におさえるべき、読み書き計算」についてお伝えします。

昔から「読み書き計算は勉強の基本」と言われています。

なぜかというと、読み書き計算こそ、小学校高学年〜中学で習うことの全ての基本となっているからです。

つまり、読み書き計算のどれかが苦手であると、その先の勉強でつまずくリスクがどんどん高くなるということです。

小学生の内に、いかに読み書き計算に対して自信を持たせることができるかが大切です。

まずは現学年よりも下の範囲になっても良いので、解ける問題を繰り返し解かせることから始めましょう。

では、その子にとっての「解ける問題」とは具体的に何でしょうか。ひとつづつ見ていきましょう。

「読み」・・・いくら易しい物語文や説明文でも、読めない漢字や意味のわからない言葉があっては、放っておくと後々困ってしまいます。「読みやすい文章か」で判断するのではなく、「パッと見た時、意味のわからない漢字や言葉が無いかどうか」で教材を選びましょう。

「書き」・・・文章や漢字の書き取りを、正確に速く書けることが大切です。これが苦手な子は、前学年の教科書に出てくる詩や画数の少ない漢字の書き取りから進めましょう。方眼ノートでの書き取りをお勧めします。漢字であれば、一文字8秒以内で書けるものが、その子にとってベストのレベルです。

「計算」・・・加減乗除(+−×÷)で途中式が必要ない計算(10÷2、500+5のように数が2つしか出てこない計算)の場合、平均5秒で答えを出せる計算が、その子にとってベストのレベルです。

自信を持たせた上で、レベルを徐々に上げていくと、自信を維持したまま読み書き計算が出来るようになっていきます。

これらを身に付けておくと、中学校に入った時、勉強がグッと楽になります。

逆に、読み書き計算が苦手なまま中学生になってしまうと、前提となる作業が疎かなまま応用に入ってしまうことになるので、授業についていけなくなります。

読み書き計算は、中学生になるために絶対用意しておくべき持ち物のようなものです。

読み書き計算を重点的にトレーニングした小学校の卒業生は、中学に入学してから高い成績をキープすることが出来たというデータもあります。

ぜひ、1日1問からでも良いので、読み書き計算対策を始めましょう。

まずは、簡単な問題を解くという習慣から、つけさせてあげてください。

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