中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
テストまでもう少しですね。
中学三年生にとっては内申点を上げるラストチャンスです。
出来ることは全てやりつくしたいですよね。
今回は、「友だちと一緒に勉強する」ということについて一緒に考えて頂けたらと思います。
よく、このような話を保護者の方からお聞きします。
「友達と勉強してくる、って家を出ていくことがあるけど、本当に勉強してるのか不安なんです。結局勉強せずに遊んじゃってるんじゃないのかって心配で…。」
このように感じられる保護者の方は非常に多いです。
友だちと勉強することで、「自分も頑張らなきゃ」と思えたり、わからないところを教えあうことが出来たり、良いこともたくさんあります。
ただ、良い条件が揃っていないと、子どもの意思だけではきちんと勉強出来ないということもしばしば。
その中でも、友だちと一緒になって勉強出来るかどうかは「勉強する環境」が大きく関わってきます。
「ひとりでは勉強出来ない、でも勉強している友だちが近くにいれば頑張れる」という子に一番良いのが、図書館です。
他の利用者の目もありますし、不用意に友だちと話すことが必然的に出来なくなるはずです。
勉強に関係のないものも周りにはないですし、勉強することに集中しやすいでしょう。
ただ、勉強をしている最中に分からないところを堂々と聞けないというのが図書館のデメリットです。
その場合は、分からないところにチェックを入れ、後で聞けるような状態にしておきましょう。
分からないところを聞くのは、学校の休み時間や放課後でも可能なはずです。
よっぽど友だちと一緒に効率的な勉強をすることに慣れていない子の場合、友だちの家で勉強することは避けた方が良いかもしれません。
ただし、「どうしても友だちと教えあいながら勉強を進めたい」と子どもが言う場合、結果も見ずにいきなりそのやり方を否定するのも、よくありません。
逆に本人たちのやる気を損なってしまうかもしれません。
その場合は、「友だちと部屋で勉強するためのやり方」というものがあります。
次回は、このやり方についてご紹介したいと思います。
友だちと勉強することにやる気満々のお子さんをお持ちの方は、ぜひ次回の記事もチェックしてみてくださいね。