スタートダッシュは「目標を決めること」から

こんにちは。個人指導専門塾の田中です。
今回は、実際に当塾の生徒が定期テストに向け勉強した過程を、一部紹介します。
当教室にT君という中学 2 年生の生徒がいます。
T君は、普段の定期テストで大体300 点弱の成績。
しかし、その点数をお友達にバカにされたらしく、
「今回は絶対 350 点以上とって その子に勝つ!」
ということで、期末試験に向けて頑張ることにしました。
一緒に計画を立てる上で大切にしたのが、目標点と現地点のギャップの認識です。
それを埋めるための行動(例えば、数学を 15 点アップなど)を達成するために何をすべきか具体的に考えていきました。
この過程は、勉強に限らず何か達成したいことがある人にとって、とても大切なものです。
T君は「ワークを 3 周実施」「英単語を現単元まで覚える」「教科書の暗記」などやるべき行動を考えつくことができました。
それをもとに、計画をつくりました。
テスト対策は
に分けてそれぞれ考えました。
私も、もちろん案を出しましたが、何よりT君の「目標達成したい」という気持ちを1番に考えてT君の意見を尊重しながら決めていきました。
【普段の勉強~2 週間前】
学校で習った範囲の学校のワークをどんどん進めました。
そしてそれとは別に、英語・数学の勉強を少しずつ進めました。英語と数学は対策に時間がかかるため、テスト範囲発表前から特別なテスト対策をしました。
特に「英単語の暗記」「数学の教科書の例題を解く」こと。
英単語は、1 週間前にテスト範囲の単語を覚えることを目標にしました。そのために、1 日 20 個程度、書き取りをそれぞれ20 回しました。そして、教室では小テストも実施しました。
また、数学は、教科書の例題を 1 日 5 題実施していきました。
【 2 週間前~】
5教科の復習の2周目を一巡することを行動目標にしました。
それぞれのワークを一通り行い、特によくわからないところは教科書の基本問題に立ち返りました。
範囲内の苦手分野・解けない問題を見つけておくよう伝え、メモしておいてもらいました。
このように、勉強計画を期間で区切って立てていくことは、目的意識が働き、有効です。
その子の得意や苦手に沿って、千差万別の計画が立てられます。
保護者の方がよくわからなければ、塾の先生や学校の先生に聞くのも一つの手でしょう。
今回は、T君の2週間前までの勉強計画をお伝えしました。
次回、T君がどんな風にラストスパートをかけていったのかお伝えします。
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