中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、教室長の丹下です。
今月、定期テストがある中学校が多いかと思います。
そろそろテスト範囲が発表される頃ですね。
テスト範囲が出てから勉強を始めるというお子さんは多いと思います。
そこで今回は、テスト範囲が発表されてからテスト当日までの計画立てについてお話します。
テスト勉強の1番のポイントは
テスト課題を最低3回、繰り返しやることです。
では、それをやれるようにするための計画はどのように立てるのでしょうか。
まずは、テストの1週間前までにテスト課題を終えられるようにしましょう。
そのために、ざっくりと何日に何の課題をやるのか事前に決めておきましょう。
それをテストの1週間前までの分だけ一気に計画を立てておきます。
例えば、
○日(月) 数学ワーク、英語ノート
×日(火) 社会の学習地理・歴史・・・
というような感じです。だいたいのところを決めておきます。
そして、テストまでの1週間に、いつ何の科目を勉強(ワークの解き直し)するのかを決めていきます。
例えば、
□日(日) 朝:英語、昼:理科、夜:数学
○日(月) 数学、社会
×日(火) 理科、英語・・・
というような感じです。
私は、何時から何分勉強と細かく決めるというより、
平日はだいたい1~2教科、休日は朝昼夜で3つくらいの時間帯に分けて、科目だけ大雑把に決めていました。
あまり厳密に決めすぎると、もしその時刻通りに出来なかった場合、「計画通りに出来なかった」という印象が「次も計画通りに出来なくてもまあいいや」になってしまう場合があります。
ただし、普段の家庭学習の習慣を身につけさせたい場合は、勉強の時間を決めることは有効的です。習慣になっていればテスト前の勉強も、取り組むこと自体は簡単になるはずです。(家庭学習の計画立てについてはこちらの記事を参考にしてください。→家庭学習の計画を立てるコツ)
テスト前1番よくないのは、
寸前になって焦って何から手を付けていいかわからなくなってしまうことです。
そうならないために、事前にその日何をやるのか決めておくことが大切です。
また、計画立てに時間をかけすぎるのが1番ムダなので、5~10分くらいでパパっと決めてしまいましょう。
テスト課題を一周終えてからが本当の「テスト勉強」です。
テスト課題はあくまで自分の苦手が何なのか、分かってるつもりがないかを確認する作業です。
2,3回目の解き直しを通して、「覚える」「できるようにする」作業に入るということを、ぜひ保護者の方にも認識していただきたいと思います。
テスト前に時間を持て余さないように、ムダにしないように、
まだの方はぜひ計画立てから始めてみましょう!