行動科学で不安を和らげる!子どもが安心できる家庭のつくり方
近年、教育現場においてもタブレット端末の利用は盛んになってきています。
今回は、「今後ますます普及していくと思われるタブレット端末がどのように教育現場で使われていくことが考えられるのか」をお伝えします。
そう遠くない未来の話だと思います。お子様がそのような学習環境になったらどう思うかな…など想像しながら読み進めてみてくださいね。
教科書や問題集が全て‘データ’になるかもしれない。
子どもは登下校の時、大荷物になりがちです。その多くは1〜6限までの教科書が占めています。
もし、この重たい教科書やノートが全てデジタルデータになりタブレットひとつで済むようになったら…。
毎日の登下校も楽になりますよね。
また、デジタルデータの場合、知りたいことが書かれているページを検索すればすぐに出てくるという検索性の利点もあります。
勉強の効率があがるかもしれない。
英単語など暗記を要する分野であれば、従来型の単語帳よりも間違えたものを逐次保存できるデジタル単語帳の方が学習効率は上がるでしょう。
誤答分析を自動で行い効率の良い復習のための問題を提供してくれるアプリは現時点でも多く存在しています。
また、単語帳に限らず問題集の中には勉強していてわからないところが出てきた時、解説動画をインターネット上で公開している書籍もあります。
そのようなサービスを使うとひとりで勉強するのが苦手な子でも、重い腰を起こすひとつのきっかけになります。
オンライン授業の可能性
近頃広がりを見せているオンライン授業でもタブレット端末は大いに役立つことでしょう。
タブレット端末は場所をあまり取らないので従来の学習机程度のスペースでも問題なく学習ができます。
コロナウイルス感染拡大に伴って、オンライン授業が急速に普及しました。学校が再開し、各学習塾が対面の授業を再開するときが来ても、オンライン授業の需要は続くと思います。
良い側面、悪い側面を理解した上で利用していきたいですね。
いかがでしたか。
初めにもお伝えした通り、タブレットを利用した勉強は今後様々な場面で見られるようになってくると考えられます。
「1人1台タブレット時代」が来るのもそう遠くない未来でしょう。
全てをデジタルにする必要は勿論ありません。デジタルの利点を理解した上で、「デジタルとアナログの両方を使いこなす」という力が、子どもたちは求められるようになります。
それに先駆けて、まずは大人がデジタルに対する理解を深めましょう。子どもの学びの機会を奪ってしまわないように、正しい知識を持ってその都度判断していきたいですね。