行動科学で不安を和らげる!子どもが安心できる家庭のつくり方
楽しみな夏休みまでもう少し。夏休みは、普段できないことにチャレンジしたり、さまざまな体験ができる絶好の機会です。
そこで今回は、夏休みにできることを考えるために「新年度を迎えてから今まで、何ができるようになったか?どのような反省点があるか?」を考えてみましょう。
夏休み前に振り返りをする理由
夏休みは、学校生活の中で最も長いお休みです。たっぷり時間があるように思えますが、なんとなく過ごしているとあっという間に終わってしまう、ということも。
新年度が始まってから約4カ月の間に、何ができるようになったか、どんな反省点があるかを振り返っておくことで、夏休みにしたいことやできることがイメージしやすくなり、より有意義な夏休みが過ごせるようになります。
勉強について振り返ってみよう
まずは勉強について振り返ってみましょう。
「去年よりも勉強時間が伸びた」「苦手な数学の点数が上がった」など、実際に取り組めたことがあったり、努力が実を結んだ方もいるでしょう。
「言われる前に宿題をするようになった」「自分に合った勉強法を模索した」など、勉強に対する意識が変わった方もいるかもしれませんね。
自分で自分の成長を感じるのが難しいと思う方は、「どんなところが変わったかな?」と変化点に目を向けてみると、新しくできるようになったことがわかりやすくなるでしょう。
中には「苦手な教科の勉強は後回しにしてしまった」など、反省点もあるかもしれません。反省を踏まえて、夏休みにできることを考えてみましょう。
生活について振り返ってみよう
勉強だけではなく、部活動や友人関係など、生活についても振り返ってみましょう。
「なんでも言い合える友人ができた」「今までになく、部活動に一生懸命取り組んだ」など、さまざまな変化があったのではないでしょうか。
「家の手伝いをするようになった」「家族と話す時間が増えた」など、家族との関わり方が変化した方もいるでしょう。
反対に「新年度に入って忙しくなり、家族と過ごす時間が減った」という方もいるかもしれません。
夏休みは家族でゆっくり過ごす時間を作ったり、逆に一人で何かに挑戦してみても良いですね。
反省点があるということは、成長できるチャンスがあるということ。振り返った内容を、夏休みの過ごし方にぜひ活かしてくださいね。