受験生のなかには「夏休みなのに、まだ危機感がない」「志望校が明確になっていない」そんなお子様もいらっしゃると思います。
今回は、そんなお子様への効果的な声のかけ方をお話させていただきますね。
NGワードの確認
お子様の志望校が明確になっておらず、危機感がないように見えると親御さんの方が焦ってしまうと思います。
「早く決めないとダメだよ!」「まだ決まらないの?」
そんなふうに言ってしまいたくなりますよね。
しかし、この言葉はお子様の意欲を下げてしまうのでNGです。
また、闘争心を煽る目的で友達や兄弟と比べるのも、逆効果になってしまいます。
人との比較は、自己肯定感が低くなる原因となるのです。
● 他の人と比べる言葉

志望校が決まらないお子様に効果的な声のかけ方
お子様の志望校が明確にならない理由は、やる気がないからではなく、志望校の選び方や決め方が分からないからかもしれません。
また、お子様に危機感がないように見えるのは、危機感を表に出さないだけ・焦る気持ちから目を逸らしているだけの可能性もあります。
そんなお子様が、志望校を明確にするための効果的な親の声かけのキーワードは「一緒に」です。
「自分に合った学校を、一緒に探そうか」
「それぞれの学校のことを、一緒に調べてみよう」
このような言葉を皮切りに、親子で一緒に志望校について考えてみましょう。
「自分の将来のことだから、自分で決めなければいけない…」
そんなふうに考えていたお子様が、親御さんのこの言葉を心強く感じ、一歩先に踏み出す勇気となります。
「一緒に」とはいえ、親はサポートに徹し、最終決定権は子供に託します。
志望校を一緒に決めるというより、志望校の探し方や決め方を教えるというアプローチ方法です。
それぞれの学校の特色や実際に通う人の声などを知ることができると、志望校決定や受験に対してのリアリティが増すと思います。
友人・先輩に聞くだけでなく、インターネット上の口コミや塾講師への相談などを利用するのも一つの手です。
勉強面では、過去問を解き自分の実力を確かめるのも、志望校を決めるきっかけになり得るのでチャレンジしてみてください。
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