中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
子どもが勉強への努力をしていても、なかなか成績が伸びないと不安になりますよね。
「本当にちゃんと勉強しているの!?」「せっかく塾に通わせているのに!」「もしかしてうちの子は頭が悪い?」なんて思ってしまうのも分かります。
ただ、勉強を頑張り出した子の成績がすぐに伸びないのはよくあることです。
今回は、成績が伸びない子どもに悩む保護者さまに向けて、成績が伸びない時期やその間の声掛けについてお話ししていきますね。
数値で成果の見えない期間が存在する
- 塾に通い出した子が直後の定期テストで成績が上がっていない
- 夏期講習や冬期講習を受けて子が直後の模試やテストで思うような点数アップができなかった
というのも珍しくありません。むしろ、これは普通のことと思ってもらっても間違いではないです。
なぜなら、知識を定着させるためには繰り返しの学習が必要ですし、習ったからといってすぐに成績に反映されるわけではないからです。
苦手な子が多い数学や英語は積み上げの教科のため、特に成績が上がるまでにはタイムラグがあります。
子どもの成長を認める声掛けが大切
やる気をもって勉強の努力をしていても、成績がなかなか上がらないと子ども自身もショックを受けます。
「成績が上がっていないじゃない!本当に頑張っているの?」なんて、親に言われたらなおさら悲しくなりますし、そのことが原因で努力をしなくなってしまう、頑張れなくなってしまう子もいます。
そこで、保護者のみなさまには、「数値で成果の見えない期間」があるというのを認識して、さらに、子どもの成長に目を向けていただきたいです。
- 自ら進んで質問するようになった
- 勉強をやらされていた子が、自分から勉強に取り組むようになった
例えばこのような変化が見られたら、それはその子の成長です。
この“子どもが成長している部分”に目を向けて、たくさん褒めてあげて欲しいと思います。
親に褒められると「さらに頑張ろう!」という気持ちになります。
それを続けていくうちに、テストの点数にも努力が反映されるようになります。
大切なのは、数値として成果が見えない期間でも、子どもの成長や努力を認めてあげることです。
大げさすぎるくらいに褒めるのがちょうどいいです。
親に褒めてもらうと嬉しくなるのはもちろんですが、今後の勉強への意欲も湧き、勉強を楽しいと感じることにもつながります。
「なかなかうちの子の成績が伸びない」と悩む保護者さまは、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。