新学期の「生活習慣」、まだ整っていなくても大丈夫。今から定着させる3つのコツ

新学期が始まって1週間ほど。

夏休み中の生活から、学校中心の生活へ戻ってきた頃ではないでしょうか。

  • 「朝は起きられるようになったけれど、帰ってくるとぐったりしている」
  • 「宿題をする時間が日によってバラバラ」
  • 「夜になってから慌てて明日の準備をしている」

など、まだまだ生活が安定しないご家庭もあると思います。

新学期の最初から、すべてを完璧にできる必要はありません。

むしろこの時期に大切なのは、「頑張って生活する」のではなく、自然とできる生活習慣を一つずつ作っていくことです。

「毎日同じこと」を一つだけ決める

生活習慣を整えようとすると、

  • 「早く寝る」
  • 「朝早く起きる」
  • 「帰ったらすぐ宿題をする」
  • 「ゲームは1時間まで」

など、一度にたくさんのルールを作りたくなります。

しかし、ルールが増えるほど、子どもは「何から守ればいいの?」となってしまうことがあります。

そこでおすすめなのが、まず一つだけ「毎日同じこと」を決める方法です。

例えば、

  • 「夜9時になったら明日の準備をする」
  • 「夕食の前に学校の宿題を確認する」
  • 「朝起きたらカーテンを開ける」

などです。

ポイントは、「頑張らないとできないこと」ではなく、「今の生活ならできそうなこと」を選ぶこと。

小さな習慣が毎日続くようになると、そこを起点に次の行動も作りやすくなります。

「勉強する時間」ではなく「勉強を始めるきっかけ」を決める

学習習慣についても同じことが言えます。

「毎日1時間勉強する」

という目標を立てても、

「今日は疲れたから後でやろう」

「夕食が終わってからにしよう」

と先延ばしになってしまうことがあります。

そこで、

  • 「帰宅して少し休んだら宿題を始める」
  • 「夕食前に学校ワークを開く」
  • 「お風呂から出たら英単語を確認する」

など、何か別の行動と勉強をセットにする方法を試してみましょう。

「勉強しなければ」と毎回考えるよりも、「○○をしたら勉強」という流れを作っておくほうが、行動を起こしやすくなります。

特に中学生は、部活動や習い事などで帰宅時間が日によって違うこともあります。

その場合は、「毎日19時から」と時間を固定するより、「帰宅後、30分休んだら宿題」のように、生活の流れに合わせて決めるほうが続けやすいでしょう。

習慣が崩れた日があっても、そこで終わりにしない

生活習慣や学習習慣を作るうえで、もう一つ大切なのが、「できなかった日」をどう考えるかです。

一日できなかったからといって、「やっぱり続かない」「この子は計画性がない」と考える必要はありません。

学校行事があったり、疲れて早く寝たり、予定が変わったりすることは当然あります。

大切なのは、一度崩れたあとに、もう一度戻れることです。

例えば、

  • 「昨日は宿題を後回しにしてしまったから、今日は帰ったら先にやろう」
  • 「昨日は遅くなったから、今日は少し早めに寝よう」

と、自分で修正できれば、それも立派な力です。

保護者の方も、できなかったことを毎回指摘するより、

  • 「今日は自分から宿題を始めたね」
  • 「昨日より早く準備できたね」

と、習慣ができていく途中の変化を見つけてあげてください。

生活習慣や学習習慣は、一度決めたら一生崩れないものではありません。

崩れながら、戻しながら、少しずつ定着していくものです。

新学期が始まって、「まだ生活が整っていない」と感じているご家庭も、焦る必要はありません。

まずは一つだけ、

「これを毎日のきっかけにしよう」

という行動を決めてみてください。

そして、それが少しずつ当たり前になってきたら、次の習慣を加えていく。

新学期のこの時期は、勉強時間を一気に増やすよりも、これから先も続けられる生活と学習の土台を作る時期です。

焦らず、小さな習慣から始めていきましょう。

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