受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
こんにちは。個人指導専門塾の三井です。
昨日は「勉強の計画立て」についてのお話でした。本日は具体的な家庭学習の方法について少しお話ししたいと思います。
3期制の中学校では定期テストの結果が返ってきている時期だと思います。
この時期、保護者様から「理科と社会の自主学習があまり出来ていなかったみたいで、なかなか点数に結びつかなかったんですよ~」というお話をたまに伺います。詳しく話を伺うと、理科と社会に関してはテスト前以外はほとんど勉強をしていないというケースがほとんどです。
定期テストが近くない時期の家庭学習では、英単語や漢字などに気を取られて、なかなか理科と社会の勉強が出来ていない子が多いのは事実です。
しかし、いざテスト前に全ての単元を復習しようとすると、実は覚えなければいけないものが意外と多かったりするのが理科・社会です。
テスト前の短期間で全てを覚えようとしても、覚える量が多くどうしても詰めが甘くなり、その結果点数が思うように伸びない。そういった子のほとんどはテストを受けた後に「もっと早くからやっておけばよかった…」と後悔をしています。
そういった後悔を無くすためにも、日頃からの勉強に理科と社会をぜひ加えてみましょう!そうすればテスト前に急いで覚えようとする必要もなくなり、さらに今までそこに費やしていた時間を他の苦手な部分の勉強などにあてることが出来ます。
では、普段の理科、社会の勉強は何をすればいいのか。一番始めやすいのはやはり重要語句の暗記です。
実際に理科(電流などの計算問題以外)と社会は暗記系の科目です。早いうちから少しずつ覚えておいて損は全くありません。
しかしここで気を付けてほしいのは、理科・社会の重要語句の暗記は、ただその語句を何度も繰り返し書いて覚えるだけでは意味がないということです。その語句の意味や内容までしっかりと把握しておくことがとても大切です。
私たちの塾では、理科社会の語句の暗記をしてもらう際、このようなシートを使ってもらっています。
本当にシンプルなものですが、大切なのは語句の説明まできちんと書くというところにあります。用語の隣の線で折り曲げて語句を隠せば簡単な小テストにもなり、テスト直前にチェックもしやすいので、普段の勉強にひとつ取り入れてもらいたいです。