冬休みこそ注意すべき「学習習慣の維持」
休校の延長が発表され、保護者様それぞれ様々な思いを抱いていると思います。
地域によって学校が再開されるところが出てくると気になるのが、「地域による学習差」です。
休校中の公立の学校では学校からプリントを郵送したり、電話で懇談を行ったりという対応がされていますが、実際に教室で授業をやっている時のような学習の成果が得られているかというと、そうとはいえないでしょう。
現段階では今年度の学習は遅れていると考えるのが妥当です。
学校も教育委員会などの指示が出るまで身動きが取りにくいというのが現状です。
このままでは、いつ終わるかもしれない休校期間が終わった時、きちんと対策をした子とそうでない子に雲泥の差が出来てしまいます。
つまり、「とりあえず学校の指示を待とう」では危険なのです。
そんな中で今注目されているのが「オンライン授業」です。
コロナウイルス感染拡大の影響を受けて学習塾においてはオンライン授業が急速に取り入れられました。
このコロナによる自粛期間が終わっても、学習塾におけるオンライン授業の波は続くだろうという見解もあります。
オンライン授業には、直接受ける授業には無い「新しい良さ」があるのです。
保護者様は、このオンラインの良さをきちんと理解し、理解した上でお子様の学習に取り入れるかどうか判断しなければいけません。
その為、オンライン授業についてあまりよくわからないという方は早急に情報収集してください。
特に、「塾に通っていない」もしくは「通っているがコロナの影響で開講されなくなり、オンライン講座の対応もされていない」という方は必ず行動に移しましょう。
オンライン授業を行なっている学習塾を選ぶ良さとは何でしょうか。
①家で授業を受けることができる。
だからこそ、今急速に広まっているのですが改めて抑えておくべきポイントでしょう。
家で受けられることによって、
- 保護者様の見ているところで、先生からの指導を受けることができる。
- 通学時間を考慮しなくて良い。
- 苦手な友達がいる場合、その子に合わなくて済む。
という利点があります。
②より良質な指導を受けられる可能性が高まる。
一斉指導型の録画授業の場合、その塾でも人気な講師の授業をうけられるようになっているところが多いです。
そのレベルについていく自信があれば、そのような授業を選んで受講するのも良いでしょう。
では逆に、学習塾の行うオンライン授業の欠点とは何でしょう。
①相互コミュニケーションが対面の場合よりやりにくい。
直接会って話すよりも、機械を通してやり取りする分、話にくさ聞こえにくさといったコミュニケーションのとりにくさを感じるでしょう。
②電子機器を使っているということ。
例えば、オンラインに使っているパソコンの液晶が映らなくなったり、マイクが機能しなくなったりすると、途端に授業が受けられなくなる場合があります。
また、もともと機械が苦手な人や機械を持ってない人にとってはオンライン授業の壁はその分高くなってしまうでしょう。
簡単にオンライン授業の良い点・悪い点を説明しましたが、実はオンライン授業の中にも種類があり、その種類によって良さがあるのです。
お子様にはどのオンライン授業の良さがあっているのかということも同時に見定めなければいけません。
オンライン授業の種類別解説についてはこちらをご覧ください。→「「今話題のオンライン授業、実際どうなの?」失敗しないオンライン授業の選び方とは。」