中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の田中です。
お子様の家庭学習の進捗はいかがでしょうか。
机に向かえている子、どうしても遊んでしまう子、家での過ごし方は様々です。
もちろん、勉強していない子に比べて勉強している子のほうが努力していると言えますし、保護者様にとっても安心ですよね。
ですが、例え机に向かえていたとしても、成績アップに繋がる勉強のやり方が出来ていないと、それはとっても勿体無いこと。
「勉強すること」と同じくらい大切なのは「伸びる勉強のやり方で勉強できているのか」なのです。
今回はその中でも「問題を解いて答え合せをした後」の成績が伸びる勉強のやり方についてお話します。
問題を解いて答え合せをした後、お子様はどうしていますか。
ほとんどの子が、答え合せをしたら特に見直しもせず、次の問題にとりかかろうとします。
しかし、それでは問題を解いたり答え合せをする意味がなくなってしまいます。
大事なのは、「今、自分はどんな問題が出来るのか/出来ないのか」を把握することです。
それを把握した上で、やっと、本質的な勉強が出来るようになるのです。
ただ問題を解いて答え合せをして終わりでは、勉強している意味がないと言っても過言ではありません。
まず、答え合せをしたら、自分が間違えた原因によって問題を分類しましょう。
間違いには、大きく分けると
・ケアレスミス
・わからなかった
・覚えていなかった
があります。
間違えた問題をひとつひとつ分析し、「自分はこの問題をなぜ間違えてしまったのか」を確認しましょう。
まずは、自分の間違いがどれに分類できるのかを答え合わせの度に、試しに考えてみてください。
考えるだけでも、自分の苦手な問題と向き合うということになります。
いかがでしょうか。ここまで自主的に出来ているお子様は少ないと思います。
また、自分の間違え方の分類が出来たら、そのタイプ別にさらに追求して考えていく必要があります。
次回、タイプ別にどんな方法で対策していくべきか、お伝えします。