行動科学で不安を和らげる!子どもが安心できる家庭のつくり方
連日コロナウイルスの感染拡大によるニュースが報道されています。前回の休校時には家庭学習の習慣があるかどうかで学力差がついてしまった、という声を多く聞きます。
そこで、今回は第2派が到来し再度休校になった場合に備えて、今何をしておくべきなのかを紹介します。
調査によると、小中学生において一日の平均の家庭学習時間は1時間程度、と答えた子どもが半数以上でした。
ただ成績上位者は平均1.5時間程度、自宅学習をしている子どもが多いようです。
家庭学習と成績が大きく関係していることは想像しやすいと思います。
では家庭学習の習慣を身につけるにはどうしたら良いのでしょうか?
①学習する時間帯を決める
毎日決まった時間帯に学習することが習慣化への第一歩となります。
調査によると、
- 早朝
- 帰宅してから夕飯まで
の2つの時間帯が最も集中できる子どもが多いようです。
小学校高学年以降は、自分で学習する時間を決め、自分で決めたルールを守らせることもおすすめの方法のひとつ。
これは心理学の分野で「コミットメント効果」と呼ばれるものです。「自分で決めた約束は守られやすい」ことが証明されています。
言葉に出したり、紙に書いて貼るのも更に効果が高まるのでぜひやってみてくださいね。
②学校の宿題+αの学習で成績上位者を目指す
ほとんどの子どもが平均家庭学習時間の約1時間を学校の宿題に充てて終わってしまっているようです。
そこで成績上位者になる為には、学校の宿題+αの学習が大切です。
時間数を増やすことももちろんですが、子どもの理解度や進行状況によって学習内容を都度見直す事が大切です。
第2派に備えて、学力の差が付きやすい家庭での学習習慣の作り方について紹介しました。
ただ、コロナ拡大に関係なく家庭学習の習慣は一生の宝になる程大事なもの。
ぜひ身につけて、これからの学習に生かしていきましょう。