行動科学で不安を和らげる!子どもが安心できる家庭のつくり方
ずばり、夏休み中の学習は「復習中心」で過ごすことをおすすめします。
今回は、夏休みは復習中心で過ごした方が良いその根拠と、限られた時間の中での優先順位の決め方を紹介します。
夏休みは復習中心で過ごした方が良い根拠
知識は土台が大切です。
夏休みが終わるとまた新学期が始まり、授業では新しいことを学び、夏休み前の「わからなかったこと」や「少し不安な単元」はなかなか振り返ることができなくなります。
そもそも、夏休み前の「基礎の部分」が理解できていなければ、その後の応用なんて、なかなか理解することは難しいでしょう。
ピラミッドも、土台がしっかりしていなければ高く積み上げることはできません。
学習も同じです。
復習をきちんと行い、分からないところを無くすことで、新たな応用となる知識を理解し、習得することができるのです。
復習が大事であると理解したものの、全部を復習しようとすると量が膨大すぎて、とてもこの夏休みに終わらせることは出来ませんよね。
そこで、合わせて知っていただきたいのは「限られた時間の中での優先順位の決め方」です。
限られた時間の中での優先順位の決め方
・苦手な単元が最優先!
まずは、自分が「何の教科のどこの単元が苦手なのか」を調べましょう。
そこで便利なのが、今まで受けたテストの答案。
テストはその点数に一喜一憂するものではありません。
実は、とても優秀な「苦手単元のチェックツール」なのです。
今までのテストの不正解を見れば、自分が何を苦手としているのか、一目瞭然です。
じっくり取り組む時間のある夏休みだからこそ、苦手単元を最優先に解決していきましょう。
・暗記物の扱い方
英単語や数式、漢字などは「暗記物」として苦手なお子様も多いですよね。
しかし、暗記物こそ土台として大切であり、最後の一押しでテストや受験で自分自身を助けてくれる単元でもあります。
今まで習った暗記物は、夏休み中にもう一度復習をして自分が覚えているか確認をしましょう。
夏休みは、復習を中心に学習をした方が良いことは理解していただけましたか。
夏休みは学校の授業がストップする貴重な時間です。後悔しないように有意義な夏休みを送りましょう。
分からない事や、学習で不安なことがあればいつでも相談してくださいね。