中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
中間テストも終わり、いよいよ、受験勉強が本格化してきます。
この時期はやらなくてはいけないことが多くなります。
なぜなら、受験勉強と並行して、内申点をとるために期末テストの勉強にも取り組まないといけないからです。
ここが受験生にとっての踏ん張りどころでもあるので、気を抜かずに頑張れるよう、応援してあげたいところですよね。
とはいうものの、勉強しても結果に結びつかないから勉強が嫌になってしまうお子さんは、この時期多いです。
結果にどんどんシビアになっていき、自分の期待に結果が届いていないと焦りで心がいっぱいになってしまうのです。
そこで今回お伝えするのが、「なかなか結果が出ない受験生にどのような言葉をかけたら、前向きに勉強を継続してくれるか」です。
漠然と「がんばれ」はかえって逆効果です。
そう言われても、子どもは「いや、がんばってるし。」「これ以上、何を頑張ればいいの。」とネガティブな考えになりがちです。
ここで必要なのは「適切な褒め方をする」ということ。
例えば学校のテストで前より悪い点数を取ってしまって落ち込んでいる子がいるとします。
勿論、その子との関係性にもよりますが、その結果について特にこちらから反応してあげる必要はありません。
良くないのは、「勉強が足りなかったんじゃない?」とさらに責めるようなことを言うこと。
勉強量を増やしてほしいと思うのであれば、結果に反応するのではなく、行動に反応しましょう。
テストの結果が返ってきたときに褒めたり叱ったりするのではなく、勉強をしている時に褒めてあげるのです。
また、もうひとつのポイントは「少しでも出来るようになったら褒めること」です。
褒めた上で「これからも〇〇(未来の話)をしよう」と話すと良いでしょう。
何より、子どもの持って帰ってきた点数に、保護者の方が焦ったり不安になっている姿を見せるのはよくありません。
一時的に勉強量は増える場合もあるかもしれませんが、続きませんし、お互い辛い思いをすることになります。
それよりも、保護者の方が子どもの不安を聞いてあげて、勉強している姿を認めてあげる方が良いでしょう。
褒め方に関してはこちらの記事でもお話しています。→「子どもを叱ってばかり・・・どうやったら褒めてあげられるのか分からない保護者の方へ」
ぜひ、参考にしてみてください。