【中学1・2年生向け】模試とは？模試を受けるメリットと種類

模試というと「受験対策の一環だから、中学1・2年生には関係ない」といった認識の子もいるかと思います。

しかし、受験がまだ先の中学1・2年生のみなさんでも、模試を受けるメリットがあります。

今回は、模試とは何か？そのメリット、模試の種類を解説していきますね。

模試とは？

模試（模擬試験）は、各塾や予備校、企業などが実施する“入試本番を想定した試験”を指します。

これまでは会場で受ける試験が一般的でしたが、現在は、ネットで受けるオンライン模試や自宅模試などもあります。

ある調査では、中学生の7～8割程度が模試を受けているという結果が出ています。

模試を受けるメリット

模試を受けるとさまざまなメリットがあります。

• 受験者全体のなかで、自分が今どの位置にいるのかが分かる
• 志望校に合格できる確率がどのくらいあるのかを知れる
• 受験の練習になる
• 自分の苦分野を把握でききる。
• いままでの努力の成果を確認できる

このほかに、スモールゴールの役割もするため、勉強意欲を引き出す効果もあります。

模試の種類

模試と一口に言っても種類がいくつかありますので、下記で紹介していきたいと思います。

模試の形式にはマーク式と記述式があり、記述式は文章を書いて答える形式ですので、マーク式よりも難易度が高いです。

さらに、内容には主に次のような種類があります。

• 全国統一で行う模試：全国レベルで自分の学力を知れる
• 都道府県の入試傾向に沿った模試：地域ごとの順位が分かるため、公立高校を志望する人に最適
• 解き直しの機会が設けられた模試：分からなかったところを解説つきで復習できる
• 難関校志望者向けの模試：他の模試より偏差値が低く出るのが特徴。セカンド模試・力試しとして受けるのも◎

さらに、特定の志望校に特化した模試（私立・公立あり）もあります。

有料・無料どちらもありますが、3年生のみを対象とした模試もあり、地域によって実施されている模試に違いがあるため、注意が必要です。