行動科学で不安を和らげる!子どもが安心できる家庭のつくり方
こんにちは、教室長の丹下です。
新学期が始まり一週間が経ちましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
新年に目標を立てたお子さんも多いと思いますが、
肝心なのは、その目標を達成するための行動が継続できているかということです。
そこで今回は「行動の継続を邪魔するものには何があるのか」をテーマにお話していきます。
何かこれを達成するぞ!と目標を決めた直後は、誰でも努力するもの。
でも三日坊主で終わってしまっている方も多いのではないでしょうか?
そもそも新年の目標を立てた方は、どんな目標を立てたのか覚えていますか?
まずは自分が立てた目標を目に入るところに貼っておいたり、何かにメモしたりして、常に意識できるようにしておきましょう。
また、目標を達成するために何をすべきか考えたと思います。
三日坊主で終わってしまったという方は、何が原因でそうなってしまったのか考えてみましょう。
例えば、帰ってすぐ宿題をやると決めたのに、テレビをダラダラ見続けてしまったり。
寝る前に単語を覚える時間を作ろうとしたのに、疲れてすぐ寝てしまったり…
行動の継続を邪魔するものを「ライバル行動」と言います。
テレビ、スマホ、ゲーム…このあたりが思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
自分だったらこのライバル行動が何にあたるのかを考えてみましょう。
スマホを使う時間が多いのならば、
やることを終えるまでお父さん・お母さんに預かってもらったり、
勉強する部屋(手に届く場所)に持ち込まないようにしたりして、
ライバル行動が起きない環境を作ることが大切です。
または、このライバル行動を起こさないようにすることをまず第一の目標(スモールゴール)として決めるのもいいですね。
目標を達成するためには何が必要か。
これを考えるときに、どうしても足りないことが何かだけを考えてしまいがちです。
もっと勉強時間を増やしていこう、もっと教科書を読むようにしようなど…
でもこれを邪魔しているもの(ライバル行動)を減らすだけで、意外と補えてしまうことも多いです。
お子さんの1日の生活を今一度見直してみてください。
その中にライバル行動を見つけることが出来たら、
どんな環境づくりをすればその行動が減るのか、ぜひ考えてみてください。