中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
高校受験の面接は、誰もが緊張するもの。
しかし、緊張して頭が真っ白になってしまっても「これだけはやるべき」という行動があります。
面接対策となる3つの行動とその理由を見ていきましょう。
行動①息を吐くことを意識する
緊張をほぐすためには「深呼吸が重要」といわれますが、特に息を吐くことを意識しましょう。
突然「深呼吸をしてください」と言われたら、まずは息を吸おうとしませんか。
しかし、吸うことを意識しすぎると、逆に上手く深呼吸できないときもありますよね。
「しっかり息を吐く」を意識すると、自然に深呼吸ができるようになります。
さらに、意識して息を吐くことで腹式呼吸になりやすいため、リラックス効果があります。
行動②大きな声で話す
緊張したり自信がないと、小さな声になりがちです。
とくにコロナ禍でマスクをしているので、大きな声で話さなければ面接官が聞き取れない可能性もあります。
また「大きな声をだすと恐怖が緩和できる」といった研究結果があります。
大きな声を出すという簡単な動作に、緊張や不安を断ち切ったり失敗のイメージを払拭する効果があるのです。
頭が真っ白になってしまっても、とりあえず大きな声で話すことで、いつもの自分を取り戻す手助けとなります。
行動③口角をあげる
「メラビアンの法則」について聞いたことがありますか。
【第一印象は視覚55%聴覚38%話の内容7%といった割合で決まる】
これをメラビアンの法則というのですが、上記のパーセンテージを見ても分かるように、見た目が大きな割合を占めています。
なので、笑顔で面接を受けてください!
笑顔になるために、まずはマスクの下で口角を上げてみましょう。
…といっても、緊張して頭が真っ白になってしまっては、笑顔を作る余裕もないですよね。
無理に笑おうとしなくても大丈夫。ほんの少し口角を上げるだけで、明るい印象になります。
口角を少し上げると、先ほどの「大きな声で話す」と相乗効果で『明るくハキハキした生徒』といった印象になります。
高校受験の面接をする先生も、面接には慣れています。
今までに緊張している生徒をたくさん見てきていますし「面接は緊張するもの」と分かっています。
「緊張しないように」と思うとかえって緊張してしまうこともありますので「緊張しても大丈夫」と、緊張を受け入れる姿勢も大切です。
面接まで残りわずか。上記の3つをぜひ参考にしてくださいね。