受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
中学生のみなさんは、テストが返ってきたら、まず真っ先に間違い直しをしているでしょうか。
当ブログでも以前から「テストが返ってきたら間違い直し」とお伝えしているので、実践している子も多いかと思います。
しかし、その間違い直しの方法は合っているでしょうか。
今回は、間違い直しの必要性とやり方を今いちど一緒に確認していきましょう。
テストの間違い直しはなぜ必要?
60度の角と59度の角があるとします。それぞれの角をつくる線が2本ずつあるところを想像してください。
角の違いは一度分だけです。パッと見、違いが分からないかもしれません。
ですが、線をどんどん延ばしていきその延長線上をたどると、大きな差がひらいてしまいますよね。
ズレている=間違っている
その延長線上をたどった先=時間が経ってしまった状態
ですので、間違いを放っておけばおくほど、分からないことが増えていきます。
そのため、テストが返却されたすぐあとのタイミングで間違いを直して、2本の線をぴったりと合わせておく必要があるのです。
間違い直しの具体的なやり方
テストの間違い直しは、間違った問題をピックアップして、それを解き直せばそれでOKかというと、そうではありません。
間違い直しのポイントは“理解できるまでやる”こと。
間違い直しをした事実だけで勉強した気持ちになるのも分かります。
しかし、大切なのは「それを理解しているか」といった勉強の内容なのです。
理解できたか否かの確認は、ワークや問題集から類似問題を探して解いてみると良いかと思います。
類似問題がすんなり解ければ理解したという証拠です。
さらに詳しい間違い直しの解き方は、こちらの記事でも解説しています。
また、お子様が間違い直しをするために“テストが終わったら保護者の方ができること”について、こちらの記事で触れていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。