中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
机に向かいだしたと思っても、休憩ばかりして勉強が進まない子にお困りではありませんか。
「いつまで休憩しているの!?」「また休憩!?」「勉強しなさい」と声をかけるよりも、スムーズに勉強が進む仕組みづくりをしましょう。
可視化されたスモールゴールを作る
勉強を始めたと思ってもすぐに休憩ばかりしてしまう理由は、ゴールが遠すぎるからかもしれません。
そこで、小刻みなスモールゴールを作り、それを可視化しましょう。
「スモールゴール」は目標達成までのいくつもの小さな目標ですが、決める際には下記のポイントに注意します。
- 子どもが達成しやすい目標にする
- 可視化して達成感を得やすくする
1の「子どもが達成しやすい目標」は、お子様によって異なります。
お子様が集中を切らさずに終えられるくらいの量や時間を設定するのがベスト。
また、メモなどに書き出して、できたらチェックを入れるなどの工夫をすると良いかと思います。
「ここまで頑張った」「スモールゴールを一つクリアした」といった達成感を持って、さらに次のスモールゴールに進めるような工夫がスムーズに勉強を進めるカギです。
スモールゴールを達成したらご褒美を
目標を達成したら、ご褒美をあげましょう。
ここで言うご褒美は“親に褒められる”“じぶんの努力を認められる”といったもの。
お子様がスモールゴールを達成するごとに「集中して勉強していてえらいね」「頑張って勉強しているのを見ていたよ」「〇〇くん(ちゃん)努力していて、お母さん嬉しいな」といった声掛けをするようにしましょう。
小さな達成しやすいゴールを作る⇒努力して達成する⇒達成感や褒められる喜びで次のゴールを目指せる⇒努力して達成する、といった良いループで、勉強をスムーズに行えるようになります。
勉強に邪魔なスマホやゲームを排除しつつ、スモールゴールを設定しながら集中しやすい仕組み作りをしてみてくださいね。