行動科学で不安を和らげる!子どもが安心できる家庭のつくり方
新年度が始まり、不安を抱いている子がいるかと思います。
新しいクラスやお友達、先生・・・昨年度と環境が変わるので、不安に思うのは当然です。
今回は「新年度のお子様の不安をどのように取り除くか」を一緒に考えていきましょう。
お子様の声をじっくり聞く
- 「新しいクラスでお友達ができるか心配」
- 「担任の先生が変わって不安」
- 「学年が上がって学校での役割や委員会などの責任が増えて不安」
- 「勉強についていけるか心配」
お子様が何に不安を感じているのか、なぜ不安に思うのか、をじっくりと聞いてみましょう。
「なんで不安」「なにが不安」と、自分では明確に分かっていないこともあるかもしれません。
そんなときは無理に聞き出そうとせず、お子様が話したいことを聞くだけでもかまいません。
家庭が安心できる基地となるように
新年度で新しい環境になると、少なからずストレスを感じるものです。
元気がない、不安を口にする、といった分かりやすいお子様の変化であれば、親御さんも対処しやすいですよね。
しかし、いつもより反抗的になる、なんだかイライラしている、のような表現方法になってしまう子もいます。
子どもが反抗的であれば親は叱ってしまいがちですが、そこはグッと我慢。
「新年度で不安なんだね」と心のなかで思い、お子様に寄り添うようにしましょう。
“お家が子どもの安心できる基地”“親が子どもの一番の理解者”であることが大切です。
今回の記事を読んで「新年度=子どもは不安を抱えている」といったイメージを持ちやすいですが、不安なく過ごせるお子様もいますし、少しの不安があったとしてもワクワクする気持ちが勝っているお子様もいます。
親御さんは、お子様の個性に合った接し方をするのが大切ですが、子どもの話を聞く、家庭が安心できる基地になるようにする、といった2点だけは、どのお子様に対しても実践して欲しいです。
お子様の新しい年度のスタートが楽しいものとなるように、今回の記事をぜひ参考にしてくださいね。