行動科学で不安を和らげる!子どもが安心できる家庭のつくり方
今年は新型コロナウイルスの影響で、多くの学校行事が中止になっています。
本来であれば、そのような場で子どもたちが発揮出来ていたはずのリーダーシップや能動性が見られる機会が失われてしまいました。
多くの人が見逃しがちですが、このことは大きな問題だと私たちは捉えています。
勉強以外に、子どもが自己肯定感を感じられるような何かが出来れば、勉強に対する意識も変わってきます。
そんな今だからこそ、お勧めしたいのが「検定」です。
漢検、英検など、聞いたことのある方も多いと思います。
今回は、「検定を取ることのメリット」と「おすすめの検定」をご紹介します。
検定を取得するメリット
①内申点への加点
実は、検定取得は内申点に関係しています。
代表的な検定である漢字検定や英語検定は、3級以上を取得すると多くの都道府県で内申書に加点される傾向にあります。
また、検定に挑戦するメリットは「合格という結果が得られるかもしれない」ということだけではありません。
検定に挑戦することで、試験の場に慣れることが出来ます。
また、勉強の結果が試験の結果につながるのだという実感を得ることが出来るのです。
②新たな学問分野への興味
多くの検定は、学校の授業の範囲外も試験内容に含まれてきます。自分の興味のある分野の検定勉強を進めていけば、より知的好奇心を刺激し、勉強が楽しいものに変わるのではないでしょうか。
検定がきっかけで将来は日本を支える研究者に、なんて未来もあるかもしれませんね。
どんな検定があるの?
みなさんがよく知っている、漢字検定、英語検定の他にも、文章能力検定、理科検定などもあります。
◆文章能力検定(文章読解・作成能力検定)
この検定は、コミュニケーション力を高め、相手に「伝わる」文章を書く能力を育むことを目的としています。論理的でわかりやすい文章を書くトレーニングとなるため、小論文や面接対策に役立ちます。普段の会話や思考力にも役立ちそうですよね。
◆理科検定(実用理科技能検定)
日常生活に役立つ科学的な知識やものの見方を高めることを目的としている検定です。この試験について勉強することで、未来の技術や地球環境の維持に必要な基礎力を養うことが出来ます。興味深い内容も多いので、理科に興味があれば、とてもおすすめできる検定のひとつです。文部科学省の学習指導要領を反映した検定基準に基づき作成されているので、授業内容の予習、復習や基礎固めにも役立ちます。
いかがでしたか。
有名な漢字検定、英語検定の他にも、面白い検定はたくさんあります。
ぜひお子様と相談して、まずはお子様がやりたいと思えるような検定から挑戦してみてください。