漢字を覚えるときのポイント

こんにちは。個人指導専門塾の三井です。

今回は漢字を覚えるのが苦手な子がおさえるべきポイントをお話したいと思います。

国語のテストで漢字の点数がなかなか上がらない子は漢字の勉強のやり方から見直す必要があるかもしれません。

  1. 「読み」から始める

漢字を覚えるにあたって、まずは「書く」前に漢字を「読む」ことから始めましょう。

当たり前ですが、読みが分からない漢字は書くことが出来ませんし、その漢字の意味を理解することも出来ません。ですので、まずは「この漢字はこう読む」というのを実際に口に出して読むことから行いましょう。

黙って読むより、実際に口に出して読むほうが「この漢字はこの読み」というのを頭に入れやすくなります。

また、その際は覚える漢字一文字だけでなく、必ずその漢字を使った熟語で行ってください。

2.部首から覚える

漢字を覚える際に大切なことは、「どのへんやつくりを使っているか」を覚えることです。

例えば「祝」の漢字を覚えるときは「しめすへんに兄」と分解して覚えたほうが良いです。そうすると、例えば「臓はにくづきのある漢字だから、身体に関係のある漢字だ」というように、関連付けて覚えることができます。

 

3.書いて覚える

いよいよ書いて覚える段階ですが、ここで注意してほしいことは、ただやみくもに何回も同じ漢字を書くことはやめましょう!

漢字を覚える際に、ひたすら「祝祝祝祝…」と連続で書いている子が多いのですが、後半はただの作業になって頭に入ってこないです。

漢字を書いて覚える際は「数をこなす」だけでなく、「型を身に付ける」ことが大切です。

私たちの塾では、このようなシートで漢字を覚えてもらっています。

1枚目が中央に点線を引いた小学生用、2枚目が中学生用です。

漢字はその形をただ覚えるだけでなく、読みとその漢字を使った熟語が大切です(実際に国語のテストで漢字は熟語で出題されることがほとんどです)。ですので、そこを記入したうえで、書いて練習する時も熟語で練習してもらいます。

このシートで形式に慣れていったら、次のようなシートを使います。

自分でノートにまねしやすいように、先ほどのものより簡略化したものです。

このような段階を経て、漢字を形だけで覚えることがないようにしています。

また、本当に覚えているかどうかの小テストを細かく行うとより効果的です。

漢字が苦手なお子様には、是非実践してみてください。

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