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「非認知能力」といった言葉がだいぶ周知されてきています。
しかし「くわしく知っていて子育てや教育に活かせている」といった親御さんは少ないのではないでしょうか。
今回は、非認知能力についてお話ししていきたいと思います。
認知能力と非認知能力の違い
認知能力:IQ(知能指数)、記憶力、計算力などの、テストで数値化できる能力。
非認知能力:意欲、自信、忍耐、自制、協調などの数値化できない能力。
人間の能力は、上記の認知能力と非認知能力の2つに分けられます。
テストなどで数値化できない非認知能力は幅が広いので分かりにくいかもしれませんが、学力などの認知能力にも影響します。
非認知能力は将来に大きく影響する
「頭の良い子に育ってほしい」「良い大学に入って将来の選択肢を増やしてほしい」お子様に対してそう願う親御さんは多いもの。
テストの点数が高い・IQが高い=賢い子といったイメージを持つのは当然です。
しかし、認知能力だけでなく非認知能力を育てることで、子どもの将来に大きく影響することが分かっています。
非認知能力の具体例
- 自己肯定感
- やる気・意欲
- 忍耐力・根気強さ
- 自制心
- 自分のスキルや状況を把握する力
- コミュニケーション能力
- 想像性
- 協調性・遮光性・誠実さ
ざっと挙げましたが、このように「学力」ではない、学校のテストなどで数値化できないような能力を非認知能力といいます。
上記は就職や人間関係などに大きく影響するのが分かりますよね。
非認知能力を鍛えると?
たとえば、非認知能力の一つである自己肯定感を育てると、失敗しても「次こそは」と頑張れる子になります。
やる気・意欲があれば、苦手な科目でも克服しようと努力ができます。
また、忍耐力があると「必ず良くなる」と、成功するまで頑張れます。
その結果、認知能力(学力)も向上するのです。
「とにかく学力を上げる」といったアプローチだけでなく、非認知能力も一緒に鍛えていくことがお子様のメリットになります。
“生きる力”ともいうべき非認知能力は、ぜひ子どもに身に付けてほしいスキルです。
非認知能力が高いと「成長するにつれて学力が高まったり進学率が高くなる」「就職率や年収が高まる」とされていますので、子どものころから非認知能力を高める取り組みが大切なのです。