受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
こんにちは、教室長の丹下です。
小中学生共に、5,6月は大きな学校行事もたくさん予定されているころですよね。
特に手一杯になってしまう時期かと思います。
なので、最初の連休であるGWの過ごし方次第で、今後の学校の授業、テストに余裕をもって臨むことができるかどうかがが決まってくるのです。
今回は、そんなGWついつい勉強を疎かにしてしまい、失敗してしまった中学2年生の生徒のお話です。
GW前最後の塾で、私はGW中の宿題として、「最初にある中間テストに向け、テスト課題の4月中に習ったところを全て終えてくるように」と伝えていました。GW明けたらすぐテスト対策ができるように、と。
MくんはGW中ほとんど部活の休みがなく忙しくしていました。案の定、課題をほとんどやれていない状態でGWが終わってしまいました。
また、Mくんの学校では毎年、中間テストの1週間前に体育大会があります。連休が明けると、すぐ体育大会の練習が始まり、体力的にもすごくしんどそうにしていました。
塾でも疲れてウトウト、家では帰って疲れて居眠り、夜中に起きて宿題を急いで片付けるという状況が、とうとう体育大会当日まで続いてしまいました。
体育大会を終えてからも、居眠りグセがなかなか直らず、テスト勉強に気が向かず・・・。テスト課題も結局テストの前日徹夜でやっと終え、テストを受けることになりました。
結果はわかりますよね?
どの学年も最初のテストはそれほど難しくありません。
授業も比較的進みはゆるやかですし、学年の最初に習う単元は難易度も高いものが少ないからです。
MくんのようにGW中の勉強を疎かにしてしまったお子さんも絶対にあきらめないでください。
GW中に課題を進めなかったこともMくんの良くない点ではありますが、もっと良くなかったことはGW明けで生活習慣を修正できずにテストを迎えてしまったことです。
しばらく連休はありませんが、中学生の場合学校の授業がない土日でコツコツやれるかどうかが勝負になります。
小学生のような土日の過ごし方をしてしまっているお子さんは要注意です。
特に中1はまだ自覚出来ておらず、対策しないまま最初のテストを受け、点数を見て愕然としてしまう例も少なくありません。
課題の進捗が良くないようであれば、過去の記事を参考にして保護者の方も協力してあげてみてください。