受験生の親子が描いた小さな成功の道筋:具体的な目標が未来を変えた
1週間単位の学習計画を立ててモチベーションを保ったまま勉強していても、途中で挫折してしまうことはあります。
今回は、「学習計画の立て方その2」として、挫折しない方法についてお話します。
実力を考慮した学習計画
学習計画を立てるにあたって、お子様の今の実力を考慮しましょう。
今の実力では1日5問解くのがやっとなのに、1日10問解かないと終わらないような学習計画は、挫折につながってしまいます。
せっかくモチベーション高く学習計画を立てても、計画通りに勉強ができなかったら…。
お子様は、がっかりしてやる気がなくなってしまいます。
それが3日・4日と続くと「もうムリ」「もうやめる」となってしまうことも。
親御さんとしても、最初に立てた計画通りにいかなければ「勉強をサボっている?」「うちの子、要領が悪いのかな?」と思ってしまうこともあります。
しかし、それは今の実力を考慮しない学習計画だった可能性が高いのです。
途中で挫折してしまわないように、今の実力をしっかり見極めることが大切です。
具体的な方法
では、今の実力を見極めるにはどうしたらいいでしょうか。
- 見開き1ページの読解問題を読むのにかかる時間
- 苦手単元をノートにまとめる時間
- 数学の計算問題を10問解く時間
など、各勉強にかかる時間をあらかじめ計って計画を立てるのも一つの方法です。
「どの勉強にどれくらいの時間がかかるのか?」が分かれば1日の勉強時間に対して、どれくらいの量を計画に盛り込めばいいのかが分かります。
確実にこなせる量であれば「勉強が終わらずに、途中で挫折してしまった」ということを避けられます。
そして、毎日計画通りに勉強できていることへの自信が生まれるのです。
挫折せず達成感とともに次の日の勉強意欲を引き出すために、お子様と一緒に「今の実力を考慮した学習計画」を立ててみてくださいね。