受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
個人指導専門塾の丹下(たんげ)です。
10月に入り今の学年も、もう半分がたちましたね。
「次の学年に向け、準備をしていかないと」と意識され始めてる方も
いらっしゃることでしょう。
そこで、今回は「小学生でやっておくべき!英語の準備」に関して
お話ししていこうと思います!
小学校でも英語の授業の回数は増えてきています。
さらに、中学に上がったら、本格的に英語の授業が始まりますよね。
そのためにも「中学生に上がる前に英語を準備を!」と考える保護者様は
たくさんいらっしゃると思います。
小学生のうちに英語を学習するうえで、1番意識してほしいこと。それは、
「英語が楽しい!」と感じられるかどうかです。
中学生で英語が苦手、嫌いと感じている子のほとんどが
「中学生になるまでに十分な英語の準備をしてこなかった」といいます。
いまは、小学生のうちに英語を習い始めるという子が非常に多いです。
早い子ですと、小学校に上がる前から学び始める子もいるくらいです。
想像してみてください。
中学生になり、英語の授業。
まわりは小学校から英語を習っている子ばかり。
自分はアルファベットもまともに書けるかどうか・・・
日本語で言えば、ひらがなが十分に書けない状態で学習がスタートするようなものです。
こんな状況だったら誰でも「いやだ」「きらい」「やりたくない」と感じてしまいますよね。
「英語習ってなかったけどアルファベットくらいは書けるでしょ?」
「アルファベットくらい・・・」
「ローマ字くらい・・・」
実際に英語を全く習っていない子で、
アルファベット・ローマ字が完ぺきに書ける子はほとんどいません。
この、「これくらいは」という思い込みがとても怖いんです。
そしてアルファベット・ローマ字は英語を習う上で、ド基礎にあたります。
しかし実際には、中学1年生のゴールデンウイーク以降には、ほぼ文法の学習が本格的に始まります。
アルファベットやローマ字の学習はあっという間に終わってしまうんです。
ということは、小学5、6年生のお子様がいらっしゃるご家庭は、
今すぐにでも準備に向けてスタートをしていかなければなりません!!
では、小学生での英語学習は何をすればいいのか。
これらをおよその学年に区分をして、おすすめの方法をお伝えします!
①目と耳をつかって慣れてしまおう!
中学準備のために、英語の学習は少なくとも2年は必要です。
まずは英語に触れるところから始める必要があります。
小学校低学年のうちは、英会話教室やゲーム感覚で英語を学べる場所がおすすめです。
最初は英語への抵抗をなくすことを第一に考えてください。
また、小さいころから耳も慣らしておくことがとっても重要なんです。
そうすれば「聞いたことある!」「正しく聞き取れる!」が増えます。
例)英語のディズニーのCDを聞かせる、幼児向け英語番組を一緒に見るなど
②手で書いて覚えよう!
中学年から高学年になったら、少しずつ「書く」「読む」ことにも挑戦していくべきです。
最初はアルファベット・ローマ字を100%完ぺきに。
ちゃんと英語用の4本線のノートで練習していきましょう。
それが完ぺきになったら、徐々に中学の最初に習う文法を学習し始めます。
しかし、小学生のうちに中学2,3年分も予習する必要はありません!
少なくともbe動詞、一般動詞の学習までできれば十分だと思います。
かなり長い道のりのように思いますが、
ここまでじっくり着実に準備を進めていくことが、中学英語の成績を左右します。
英語の学習は、数学と同じ積み重ねです。
早い子で中1の5月には得意・不得意、好き・嫌いが分かれます。
苦手、嫌いという気持ちは、ほぼそのまま中学3年間続いていきます。
それはかわいそうですよね?
そんな気持ちにさせないように、英語の準備は早めにやっておくことをおすすめします!
☆特別おまけ
わたしが実際に小学生の生徒に向けてやっていることを紹介します。
おうちでも実践できるものばかりなので、ぜひやってみてください!
【ローマ字しりとり】
普通のしりとりとルールは変わりません。
英語用ノートにローマ字で書いてしりとりを続けていくものです。
例:shiritori→risu→suppon (しりとり→りす→すっぽん)
わたしは追加ルールとして、
〇個つなげて最後の〇個目は「ん」で終わるように
というのをやっています。
けっこう生徒からは好評で、意外と頭も使うのでぜひ!
他にも・・・
①英語の歌詞の意味を調べてみる
②野球選手のユニホームの名前(ローマ字)を読んで当ててみるなど
英語はいたるところにあるので、興味をもつきっかけの作り方次第です。
中学準備の1つである「英語」!
小学生のうちから着実に準備して、中学最高のスタートを切りましょう!!