目標達成の為に必須のプロセス「行動課題」とは!?

小学6年生のNさん。
彼女は英語を今まで習ったことがなく、
中学のために英語の準備をさせたい!と、体験時に保護者様から要望がありました。
しかし、はじめは学校の授業でしか英語を習ったことがないせいか、
「英語やりたくない!きらい!わかんないもん!」と言ってばかりでした。
私は「30分だけでもやってみようよ」と言い聞かせ、いやいや体験授業は始まりました。
Nさんがどれだけできるか、最初にアルファベットを大文字、そして小文字、
と何も見ずに書いてもらいました。
しかし、どちらもところどころ順番が違ったり、
「アルファベットの歌は歌えるけど思い出せない」
とミスが目立っていました。
それを丸付けしているだけで、「やっぱりできない!もうやめていい?」の繰り返しでした。
このままでは中学の英語の授業が始まった時には、苦手意識をもってしまう・・・
どうにか楽しく勉強させることはできないかと、ローマ字しりとりをやらせることにしました。
「ローマ字表を見ながらでいいから、20個つなげてみて。
1つルール決めるね。最後の20個目は「ん」で終わるように考えてみようか。」
最初は「絶対できない!」となかなか手が動きませんでしたが、そのうち、
「ねえ、「か」から始まるもの何があるかな?」
「小さい「つ」はどう書けばいいの?」
「のばすときは?」
と、黙々と手を動かし続け、気づけば1時間近くが経っていました。
次に塾に来た時には、第一声「ローマ字しりとりやりたい!」と。
すっかり彼女の中で英語への抵抗はなくなっていました。
何事も最初が肝心です。
いかに「楽しい」「これならできるかも」という状態にさせるかで
そのあとの学習意欲や成果は大きく変わってくるでしょう。
小学生での英語の準備に関してお話しした時にも書きましたが、
中学から初めて本格的に英語を勉強し始める子のほとんどが、
「英語はきらい」「やりたくない」といいます。
まだほとんど触れたことすらないはずなのに、こう思ってしまうのは、
つまり、すでに差を感じているからです。
「きらい」「いやだ」というところから勉強を始めても、やる気は出ないし、
その状態ではなかなか身についていかないですよね?
きっかけ1つでNさんのように気持ちは変わります。
気持ちが変われば行動が変わります。
行動が変われば結果が変わります。
そのきっかけを早いうちに与えてあげることが大切です!
では今回はここまでです!
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