【2024年度】教育のトレンド|大学入試で総合型選抜が増加

今までの大学入試は一般選抜が基本でした。

近年では、「学校推薦型選抜」や「総合型選抜」を実施する大学が増えているのをご存じですか。

変わる大学入試

一般選抜:学力検査が主な判定基準

学校推薦型選抜:高校の成績や活動実績をもとに選考

総合型選抜:以前は「AO入試」と呼ばれていて、自己推薦で出願

 

国立・公立・私立のどの大学でも、一般選抜が減り総合型選抜が増加しています。

(令和5年度の総合型選抜は全体で14.8%)

総合型選抜では、大学が求める学生像(アドミッションポリシー)に合っているか否かが選抜基準です。

一定以上の基礎的な学力も必須ではありますが①学習意欲の高さ②学びへの明確な目的意識、の2点が大切な要素となります。

 

総合型選抜では、面接やプレゼンテーション、小論文などが行われます(学校によって内容は異なります)。

また、セミナーやスクリーニング、課題やレポートの提出がある学校も。

小学生・中学生への影響

小中学生のみなさんは、大学入試までには数年あります。

この数年間でさらに総合型選抜の割合が増えることが予想されますが、今からできることやしておいたほうが良いことはあるのでしょうか。

一般入試であっても総合型選抜であっても、高校1年生から良い成績をキープするのは大切です。

そのためには、小中学校から意欲的に勉強に取り組む必要がありますよね。

 

さらに、自分の学びに対して明確な目標を持っていくのが望ましいです。

資格試験や検定も評価の対象となるケースがありますので、積極的にチャレンジしていきたいところ。

求められる人材に

高校入試もまだなのに、大学入試なんて遠い先の話・・と思う気持ちもあるかと思いますが、行きたい大学に入学して自分のなりたい職業につけるように、今から勉強に対する姿勢を構築しておくのがおすすめです。

 

「学びたい」「学びをこう活かしたい」といった姿勢の人は、大学でも社会でも求められる人材です。

小学生中学生の今は、学びが楽しいことであると知ること、自ら学ぼうという気持ちを持つことが大事です。

 

自主的に勉強に取り組めるようになるのを目指して、現在塾に通っていない人は通塾を検討してみるのも良いかもしれません。

また、家庭での学習方法をいちど見直し、子どもの学習意欲がアップするような工夫をしてみましょう。

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