アンガーマネジメント①|感情で怒るということ

どんな親御さんでも普段、お子様を叱ることがありますよね。

親御さんがお子様を叱るのは、間違っていることを直してほしいから。お子様に、正しいことができる大人になってほしいからですよね。

とはいえ、中には叱る理由が「怒りたいから」になってしまうケースもあります。

今回は、アンガーマネジメントとして子どもの叱り方を3回に分けて、一緒に考えてみましょう。

「感情で怒る」と「冷静に叱る」の違い

「感情で怒る」と「冷静に叱る」は、決定的に違います。

子どものためと言いつつ「怒りたいから怒る」をしてしまっているケースも少なくありません。

 

「何回言ったら分かるの?」「ダメって言ったでしょ!」「もう〇年生なのに、こんなこともできないなんて!」「もう知らない!」

子育てをしていると、つい言ってしまいがちな言葉です。

 

でも、これは本当にお子様のために言った言葉でしょうか。

お子様ができないことや、やってしまったことに対して、イラっとしてつい出てしまった言葉ではありませんか。

「叱ると怒るは別物」と言われます。

辞書には、叱ると怒るの区別について“相手を「怒る」場合は感情的になっているが、「叱る」場合は必ずしも感情的にはなっていない。”と書かれています。(三省堂国語辞典・第八版)

私たち親が子どもに何か注意したり、間違っていると教えるときに、自分が感情的になっているのかどうかが「叱っているのか」「怒っているのか」を分ける一つの物差しとなります。

 

怒り感情を浴びた子どもはどうなるのか

表面上は「叱る」「間違いを注意されている」「正しいことを教えられている」だとしても、怒りの感情を浴びて育った子どもは、いずれどうなってしまうのでしょうか。

イライラしやすい子になる?萎縮して自分の意見が言えない子になる?

その子の性格によって細かい差はありますが、総じて「自己肯定感の低い子」になります。

感情で怒られている子はいずれ「自分は親から愛されていない」「自分はできない人間なんだ」という意識が根付いてしまいます。

行動ではなく「自分自身」が親から否定されているような気がしてしまうのです。

お子様は私たちが思うよりも、親の感情を敏感に感じ取っています。

自己肯定感が低い子は、新しいことにチャレンジするのが苦手だったり、失敗を恐れます。

「自分にはできない」「どうせ自分はダメ」と思ってしまいがち。

「まずはやってみよう」「やってみてダメならまた考えよう」という自己肯定感が高い子に対し、なかなか行動を始められない子が、自己肯定感の低い子です。

 

さらに、お子様が怒りの感情を浴びて育てば、親子関係にも影響してしまいます。

怒りに任せて怒っていては、何でも相談できるような良好な親子関係を築くのは難しいでしょう。

自己肯定感を高めて良い親子関係を築くためには「冷静に叱る」のが大切なのです。

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