中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
中3の冬休みは、受験前にまとまった勉強時間を確保出来る最後のチャンスです。
そこで今回は、受験生の皆さまとその保護者様に向けて、冬休みにぜひ取り組んでいただきたいことについてお話します。
過去の入試問題に取り組んでみよう
過去問は、当日似たような問題が出題される可能性が高いです。
過去問を解くと短い期間で効果的に学力を伸ばすことが出来ます。また、過去問に取り組んで出題形式に慣れておくことで、学力面の不安を払拭するだけでなく、精神面での不安を取り除くのにも効果的です。
過去問を解く時には、
- テレビや携帯電話は切っておく
- 時間を計って取り組む
など、本番と同じような環境を作って臨みましょう。
間違い直しを工夫しよう
過去問は、解いてでた点数に一喜一憂するだけのものではありません。
本当に大事なのは、間違えた問題を理解して、次同じような問題が出たときに正解できるようにすることです。
そこで、答え合わせ後の間違い直しを工夫してみましょう。
間違いは、その子の伸びしろです。
間違いを見つけることは、点数アップのチャンスを見つけることと同じこと。
詳しい間違い直しのやり方については、こちらを参考にしてください。「間違い直しのやり方」
国語・英語の勉強
答え合わせが終わったら、本文をもう一度読み直してみましょう。
分からない単語は調べたり、重要な文法事項をしっかりと確認しておいてください。
「解説をなんとなく読んで終わらせる」では勿体ないです。
なぜその答えになるのかの根拠がどこにあるのか探すつもりで、本文や解説を読んでみてください。
数学の勉強
数学は、計算問題だけでなく、図形問題など示された条件を基に答えを導き出すような、思考力を問われる問題を解くことが出来るかどうかが、得点アップの鍵となります。
解説を読んだら繰り返し問題を解き、自分の力で解けるようにしましょう。
社会・理科の勉強
社会や理科は、単元ごとに勉強出来るのが特徴です。
過去問を解いてみると、苦手な分野がわかるので、その分野を重点的に復習しましょう。
前年度だけでなく、いろいろな年度の問題を解いてみると、同じ分野でも別の角度から出題されていることに気づくと思います。いろんな角度からの問題を解いてみることで、理解度チェックに役立ちますよ。
いかがでしたか。
受験本番が近づいてきて焦ってしまいがちな冬休み。間違い直しや、各教科に合った勉強を意識して、短期間で得点力アップを狙いましょう。