行事が多い12月に!学習習慣を守る方法
もうすぐ夏も終わります。受験生のみなさんはより一層気が引き締まってくる時期ではないでしょうか。
例年通りであれば、夏休みというと7月下旬から8月31日まであり、その長い期間を使ってじっくりと復習に時間を充てることが出来ました。しかし今年はコロナウイルスの影響により夏休みが短い学校がほとんどです。例年夏休みは40日、今年は14日。その差はなんと26日です。
そこで、この状況の中で受験生がするべき勉強方法について紹介していきます。
優先順位をつけよう
今年はとにかく、復習にあてられる時間が少ないです。
限られた時間の中で、最大限に効果を出せるように、まずは学習における優先順位を付けましょう。
おすすめは、毎日の勉強に少しずつ苦手分野や基礎を取り組むこと。優先順位を決めずに何となく机に向かってしまうと、結局、いつもやる単元が偏ってしまいます。
苦手分野は「やりたくない」と思う人が多いかもしれませんが、そこが逆転のチャンスです。他のみんなが「やりたくない」と思っていることをあえて集中的に学習して得意分野に変えていきましょう。
苦手分野が得意分野に代われば、得点の伸び率も高いです。一気に伸びる可能性を秘めています。
また、基礎をしっかりと理解することも同様に大切です。土台である基礎が身についているからこそ、応用問題が解きやすくなったり、知識が整理されて問題を解くスピードを上げることができます。
スケジュールを管理する
一日の勉強時間だけでなく、「何時から何時の間に問題集の〇ページから〇ページまで終わらせる」といった様に具体的なスケジュールを立てましょう。
一覧にして書き出してみると、ただ漠然と想定するよりもやるべきことが明確になり、やる気も出ます。
また時間が足りないからと言って、スケジュールを詰め込んだ無理のある計画は、体調を崩してしまったりモチベーションが保てなくなったりと本末転倒な結果に陥りがちです。
睡眠時間、食事時間をきちんと確保して無理のないスケジュールを立てましょう。
また時には外の空気を吸いに散歩に出たり、休憩時間や好きなことをしてリフレッシュする時間も必要です。
コロナ禍だからこそ、時間を有効に使って学習を進めていくことが今年の受験を制する最大のコツです。
保護者の方は、お子様が行き当たりばったりの勉強をしてしまっていないか、見守ってあげてください。
受験まであと半年。気を抜かずに頑張っていきましょう。