体内時計って?概日リズムって?学校再開前に知らなければいけない生活習慣の落とし穴とは

各市町村によって学校の再開日が決定しているところは、学校から保護者様宛にメールなどで連絡がきていることと思います。

学校再開に向けて、今お子様はどのような準備をするべきなのでしょうか。

休校期間中せっかく勉強を頑張った子でも、心と体の体調が万全でないとその努力した結果もなかなかあらわれにくくなってしまいます。

心と体の調子を整えるために、まずは生活リズムを整えましょう。

皆さんは、体内時計という言葉を聞いたことがありますか。

体内時計が機能していると、

  • 夜になるときちんと眠くなったり
  • 朝起きたらお腹が空いていたり

自然と、「1日の生活リズムを整える体の反応」が起こります。

この体内時計は、

体内時計と睡眠の関連についてはこちらの記事もご覧ください。→「「ウチの子、早起き出来ていない…」思い当たるあなたへ。どうして今、早起きが必要なの?

もし仮に、太陽に浴びずに毎日過ごしたらどうなるのでしょうか。

人間には概日リズムという時計機構を体内に持っています。

このリズムによって体内時計を動かしているのですが、実はこの体内時計、放っておくと1周するのに24〜25時間かかります(人によって多少の誤差はあります)。

1日は24時間。体内時計はそれよりもほんの少しだけ長めの周期で動いているということです。

つまり、日光や朝晩の温度の変化に全く晒されないまま過ごし続けると、この体内時計の通りに体は反応を起こそうとするので、少しずつ世間の24時間周期の時の流れからずれていってしまうのです。

それを毎日リセットしてくれるのが日光です。日光を浴びることで毎日体内時計のズレを修正して私たちは過ごしているのです。

話が逸れましたが、とにかく学校が再開するまでに毎朝日光を浴びて、体内時計が正常に働くように調整をしましょう。

頑張るのは毎朝の少しの時間だけです。

朝起きたら、曇りの日も雨の日も天気にかかわらず、窓辺で外の光を浴びましょう。

それを、学校再開初日からやり始めるのではなく、今からスタートしてください。

特に休校期間中、朝起きる時間や寝る時間が毎日バラバラになってしまったり極端に遅い時間にずれ込んでしまっているお子様は必ずその生活リズムを修正してから登校初日を迎えましょう。

そうしないといざ授業が始まっても、集中することが出来ずにどんどん出遅れていってしまうことになります。

地域にもよりますが、教育現場では、1日の授業時間数を多くしたり夏休みを短縮するカリキュラム案が作成されています。

例年よりもお子様への負担がかかりやすい1年になることが予想されます。

そんな中、「体内時計を毎日リセットする」「生活リズムを調整する」というようなことは、お子様が学校生活をある意味有利に過ごすために出来るアプローチの中の、大きな要素だと思います。

ぜひ、ご家族で協力してお子様の生活リズムを整えてあげてください。

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