休校中、子どもにはどんな勉強をやるべき?【小学生】

こんにちは、個人指導専門塾の田中です。

一斉休校が始まって、各地域や学校でさまざまな動きがみられていますね。
みなさんがお住いの地域はいかがでしょうか。

いずれにせよ、通常のペースで授業が行われる目処の立っている学校は、今のところほとんど見られません。

そんな時だからこそ、私共は休校によってお子様や保護者様が抱える不安を、
少しでも解消できるような情報を提供してまいります。

休校期間、子どもたちにはどんな勉強をしてもらえば良いのでしょうか。

学校によって、出されている宿題の量はまちまちのようです。

宿題があまり出されていなければ、
特に勉強の習慣がついていないお子様にとっては、何をやれば良いのかわからず困ってしまいますよね。

 

もしこのまま3月いっぱい休校のままだったら、次に学校に行くのは新学年になる時です。

通常であれば、ひと学年分の授業が終わった後、
春休みにその学年の総復習と次の学年の土台となる単元の復習をすべきです。

今回は中途半端に授業が終わってしまったため、何をやれば良いのかわからないような気がして、
途端に立ち尽くしてしまう方が多くいます。

ですが、今やるべきことは、春休みにやるべきこととほぼ一緒です。

必ず、「この1年に習ったことの総復習」「次の学年の土台となる単元の復習」をしなければいけません。

と言っても、「次の学年の土台となる単元の復習」というのが今いちピンとこない方も多いはず。

今回は、新小4〜中1のお子様にとっての「次の学年の土台となる単元」をご紹介します。

新 4 年生

かけ算、わり算、小数・分数などの計算を復習しましょう。

「4 年生から本格的に勉強を始める時期が来る」と思ってください。

4年生で習うことは、5年生、6年生の授業でとても役に立ちます。

そこで今の時点での計算の基礎となるかけ算、わり算はもちろん、小数、分数なども復習しましょう。

 

新 5 年生

がい数、小数・分数の計算、面積の求め方を復習しましょう。

新5年生の皆さんは、この1年で学習する内容が、これからどんどん応用していく問題の基礎となります。

4年生の内容をしっかり復習するかどうかで、5、6年生になった時どれだけ授業をスムーズに聞きやすくなるかが決まります。

新 6 年生

倍数と約数、小数・分数の計算、割合、面積の求め方について復習しましょう。

また、中学受験を考えているお子様には、志望校の入試の過去問題にチャレンジしてもらいましょう。

どの単元が理解できていないかを自覚する良い機会です。

 

新中 1

速さ、面積、比、平均、比例と反比例について特に復習しましょう。

また中学 1 年生になる前に、

①約分が素早くできるか?
②整数+分数
➂割り算を分数に直せるか

この 3 つは必ず確認しましょう。

中学生になると、分数計算が多く出てきます。

ここで分数の計算が出来ないと、中学生の単元で問題が解けなくなり困ってしまいます。

必ず分数の計算は素早くできるようになりましょう。

またどの学年にも共通しますが、計算のスピードを上げておきましょう。

よく中学生の生徒から「問題が多すぎてテストで最後まで行けなかった。」という話を聞きます。
中学生の定期テストは問題を多く出され、時間との勝負になる時もあります。

そのために、あらかじめ問題を解くスピードを早くしておき、
テストで最後まで問題を解けるようにしておく必要があります。

そのために今のうちから簡単な計算を、どれだけのスピードで解けるか測っておきましょう。

 

積み重ね教科で、中学でも高校でもどんどん難易度の上がる数学は、非常に重要です。
またそれと同時に、計算問題などはひとりでも取り組みやすいため
自主学習初心者のお子様でも取り組みやすい科目ですよ。

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