中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
今年も残すところ 1 ヶ月。
受験生は日に日に受験日が近づいていますね。
そういう時こそ、焦らず、常にピンポイント行動は何か考えながら取り組んでください。
ピンポイント行動についてはこちらの記事をご覧ください。→「ピンポイント行動を続けたおかげで苦手が得意になった子の話」
期末テストが終了し、テスト結果が出そろい始めているころではないでしょうか。
そんな中、内申点も確定していきます。
受験生は、もうすぐ受験校を決定する三者懇談が開催されます。
そこで今回は「三者懇談に行く前に知っておくべきこと」をお話いたします。
まずは「自分の目標や志望校を簡単に変えないこと」です。
学校の先生は期末テストの結果や内申点を見て、その数字が志望校の120%合
格ラインに達していなければ、go サインを出すことはありません。
端から見ても確実に合格ラインに達しているだろうと思われる子も、偏差値がひとつ下の学校を勧められることがあります。
学校の先生は、特に慎重になって志望校を提案してくる傾向があります。
そこで大切なのは、先生の言うことを全て鵜呑みにして諦めるのではなく、なぜその高校に行きたいのかを改めて自分の中で言葉にしてみることです。
出来るのであれば、その素直な気持ちを人に話せると良いでしょう。
三者懇談で志望校を下げるよう言われたからといって、意地になって志望校を変えないようにする、ということではありません。
大事なのは、その高校に行きたいと思う本人の意思です。
先生に言われたから、親に勧められたから、という理由で受験校を決めてしまうと、高校に入ってからずっと後悔することになるかもしれません。
もしかしたら、高校を卒業した後も後悔を引きずる可能性があります。
自分の判断で受験するということは、非常に重要です。
三者懇談で先生に反対されても、本当に行きたい高校であれば、試験当日までやるべきことをやり続ければ良いだけの話です。
とは言っても、まだ志望校ややりたいことが明確なお子さんの方が少ないと思います。
子どもと志望校について話すときは、その気持ちを肯定しつつなぜその高校に行きたいのか優しく聞いてみてあげてください。
それを聞いて、保護者の方も納得することが出来たら、応援してあげることにもっと前向きになれるかもしれません。
三者懇談の前に、ぜひこのことをお子さんと共有しておいてくださいね。