中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の柵木です。
学校によっては体育大会の時期ですね。
スポーツの秋、勉強の秋。9~10 月にかけては定期テストがあります。
忙しいからと言って勉強を後回しにすると、あっという間にテスト期間です。
疲れも溜まりやすいときですが勉強もコツコツ進めていきたいものですね。
では、具体的に何を進めればよいのでしょうか。
うちの生徒にも口酸っぱく言っているのが学校のワークです。
テスト課題にもなるので、最終的にはどこかで進めないといけないものです。
これを 1 回だけやって終わりにせず、繰り返し進めるよう話しています。
最低 3 回は進めたいですね。繰り返すことで知識が定着します。
とはいえ、時間がなくてできない、という子も非常に多いです。
なぜかというと、テスト範囲が出てからでは 1 回やるのが精一杯だからです。
ならば、テスト範囲が出る前にやるしかないです。
テスト課題を3回やりましょうというお話をすると
「テスト範囲が発表されてから課題をやり始めて、一通りやったらまた一から解き直す。これを3回やる。」
とイメージする子が多いです。
ですが、それだけがやり方ではありません。
テスト範囲は、もう半分以上分かっています。
「前回のテスト範囲の次から今授業で習った内容」までは確実に出ます。
そのため、今から始めておけば、テスト範囲の半分以上は 3 回繰り返す余裕ができます。
具体的な進め方としては
①習ったその日に解く
②その週の土日にもう一度解き直してみる
③テスト 2 週間前にもう一度解き直してみる
あとは間違った問題だけくり返し解いていくことで、テスト前は苦手なところだけを勉強することができます。
もちろんその都度答え合わせ、まちがい直しをします。
(間違い直しのやり方についてはこちらの記事を参考にしてください。テスト後にも普段の勉強にも使える間違い直しの方法をお伝えしています。→「テスト直しのやり方」)
テスト前にたくさん勉強したということは、それだけでやってない時よりも自信が湧くものです。