中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の田中です。
新学期が始まって数日経ちました。
夏休みの不規則な生活を引きずって、
ついつい夜更かしをしてしまったり、お昼にぼーっとしてしまっているお子さんはいらっしゃいませんか。
ということで、今回のテーマは
「夏休みボケの解消法、生活習慣の見直し」についてです。
そもそも、なぜ休みボケは起きるのでしょうか。
その原因は、人間のさまざまな体の活動を調整する「自立神経」という神経にあります。
休みボケの大きな原因は、
「不規則な生活サイクルによる自律神経の乱れ」です。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、
必要に応じて切り替わることでバランスを保っています。
それが、不規則な生活サイクルになるとうまく切り替えができなくなります。
車で例えると、
交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキのようなものです。
切り替えがうまくできないせいで、授業中でもぼーっとしてしまったり、
逆に、夜に目が冴えてしまい寝られないということに繋がります。
ではそうならないように、今からできる生活習慣の改善と夏休みボケの解消を見ていきましょう。
何をしなければいけないかは、簡単です。
「交感神経と、副交感神経の切り替えをうまく行えるような手助けをする。」
これだけです。
では、具体的に何をすれば良いのでしょうか。
①朝起きたら、太陽の光を浴びる。
人は光を浴びると自律神経が活発になります。
ですが、蛍光灯の明かりだけでは足りません。
そこで、朝起きたらカーテンを開け、部屋に朝日を入れましょう。
朝の準備を窓辺でする、通学の際は日なたを歩く、など意識的に日光を浴びるようにしましょう。
また、交感神経をONにするためには、
- ストレッチ(布団の中でもOK)
- 熱めのシャワーを浴びる。
- コーヒーなどのカフェインをとる。
などもあります。
②寝る前、光を浴びすぎない。
朝同様、夜の過ごし方も大事になります。
朝、交感神経をONにするために
夜中に交感神経をOFFに、副交感神経をONにしておくことも必要です。
なので、夜は早めに電気を消し、眠気を感じなくても早めに布団に入って、瞳を閉じるようにしましょう。
就寝時間前のテレビやゲームはNGです。
生活リズムを正せば、夏休みボケも治ります。
一日でも早く、夏休みボケを直し、学校生活を有意義に過ごしましょう。