中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の田中です。
ついに夏休みが始まりました。
お子さんは学校がお休みでも、自主的に勉強出来ている様子でしょうか。
この夏、勉強出来ているかどうかと同じくらいよくチェクしてほしいことがあります。
それは「計画を立てて勉強出来ているか」ということです。
実は、計画を立ててから勉強した方が、その場で考えて勉強するより効率的なのです。
本日はそんな「計画を立てて勉強することのメリット」について紹介致します。
勉強計画を立てることのメリットは、主に3点。
①効率的に勉強できる
②勉強のペースを維持できる
➂好きな科目の勉強に偏らない。
ひとつずつ見ていきましょう。
①効率的に勉強できる
計画を事前に立てていれば、その計画に沿って勉強すれば良いので、
「今日は、何をやろう?」と悩む必要がありません。
計画を立てた方が迷うことなくスムーズに勉強を進めることができます。
②勉強のペースを維持できる
無計画に勉強していると勉強のペースが安定しません。
例えば、昨日は3時間出来たのに今日は1時間も出来なかったということが起こります。
結果、テスト前日に「テスト範囲の勉強が終わっていない」や、
夏休みが終わる直前に「まだ宿題が残っている」となってしまいます。
何をやるのか事前に決めておけば、それを実行するだけで最低限の勉強は維持できます。
勉強計画を立てることで「勉強をやらない」という状態を防ぐことができるため、
勉強の計画を立てることはペース維持に最適です。
➂好きな科目の勉強に偏らない
誰しも楽なことや好きなことに流れる傾向があります。
やらなければいけないことがあるのについついスマホを触ってしまう、という経験は大人でもあると思います。
勉強でも同様に、無計画だと自分の得意な科目や好きな勉強に偏ります。
しかし、苦手科目の勉強こそ必要ですよね。
あらかじめ計画を立てておけば科目が偏ることはありません。
このようにあらかじめ計画を立てて勉強することは、メリットがいくつもあります。
お子さんが、まだ夏休みの計画を立てられていないようであれば、ぜひ保護者の方からも声をかけてあげてみてください。
計画の立て方のコツは「目標から逆算する」です。
例えば、「全科目平均点を越える」という目標の場合は、
平均に達していない科目を重点的に勉強する必要があります。
なので、そのような科目を中心に勉強する計画を立てる必要があります。
自分の設定した目標を達成するために必要な勉強は何なのかということを常に考えて計画を立ててみましょう。